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国家資格と受験
キャリアコンサルタント試験の難易度は?合格率や勉強時間・方法を解説
キャリアコンサルタント試験に合格するためには、学科試験と実技試験にそれぞれ合格する必要があります。受験を考えているけれど、「難易度が高いのでは?」「どれくらい勉強すれば合格できるの?」などの疑問を持っている方もいるでしょう。
この記事では、キャリアコンサルタント試験の難易度や合格率、合格のために必要な勉強時間・勉強方法を解説します。効果的な勉強のポイントを押さえ、試験合格を目指しましょう。
なお、日本マンパワー(当社)ではキャリアコンサルタント養成講座を開設しており、講座に関する無料の説明会を開催しています。興味がある方は、まず説明会にご参加ください。
キャリアコンサルタント試験の難易度は?
キャリアコンサルタント試験は、国家資格試験の1つです。受験資格を満たしたうえで学科試験と実技試験の両方に合格する必要があるため、決して簡単に合格できるわけではありません。
ただし、第24回~27回キャリアコンサルタント試験の合格率を見ると学科試験が50~65%程度、実技試験は60%台で推移しており、国家資格試験としては比較的高めであることがわかります。
以下の表は、その他の主な国家資格試験の合格率をまとめたものです。
| 開催時期 | 国家資格試験 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2024年10月 | 宅地建物取引士資格試験 | 18.6%※1 |
| 2025年1月 | 2級FP技能検定 | 学科試験 44.4% 実技試験 48.8%※2 |
| 2024年11月 | 行政書士試験 | 12.9%※3 |
| 2024年8月 | 社会保険労務士試験 | 6.9%※4 |
| 2025年2月度 | ITパスポート試験 | 50.8%(社会人)※5 |
なお、上記はあくまでも一例であり、国家資格試験によって求められる知識や出題内容、合格基準などが異なるため、合格率から難易度を比較することはできません。
また、厚生労働省は、キャリアコンサルタント試験に求める能力水準を入り口レベルとして位置づけており、取得後もスキルの向上が求められます。
※2出典:特定非営利活動法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会「 FP技能士の取得者数 及び 試験結果データ 」(2025年1月)
※3出典:一般財団法人 行政書士試験研究センター「 最近10年間における行政書士試験結果の推移 」(2024年度)※4出典:厚生労働省「 第56回社会保険労務士試験の合格者発表 」
※5出典:独立行政法人 情報処理推進機構「 ITパスポート試験 試験結果 」(2025年2月度)
キャリアコンサルタント試験の合格率推移
前述の通り、キャリアコンサルタント試験は合格率だけで見ると比較的高めの水準です。|
実施回 |
学科試験 |
実技試験 |
同時受験者 |
|
第24回(2023年11月) |
52.6% |
65.4% |
45.4% |
|
第25回(2024年3月) |
63.7% |
66.5% |
51.7% |
|
第26回(2024年6月) |
65.5% |
62.2% |
50.7% |
|
第27回(2024年11月) |
59.7% |
67.4% |
50.4% |
出典:厚生労働省「 第24回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
出典:厚生労働省「 第25回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
出典:厚生労働省「 第26回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」出典:厚生労働省「 第27回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
実施回によって異なりますが、過去4回の試験結果を見ると学科試験は50~65%程度、実技試験は60%台で推移しています。
なお、第24回(2023年11月)から出題傾向が変わり、出題範囲のより深い学習・理解が求められるようになりました。
キャリアコンサルタント試験の平均点推移
キャリアコンサルタント試験(過去4回分)の平均点は、それぞれ以下の通りです。
| 実施回 | 学科試験 (100点満点) |
実技試験 | ||
|---|---|---|---|---|
| 論述 (50点満点) |
面接 (100点満点) |
合計 (150点満点) |
||
| 第24回 (2023年11月) |
68.8点 | 32.7点 | 60.6点 | 92.0点 |
| 第25回 (2024年3月) |
71.9点 | 32.9点 | 60.4点 | 92.1点 |
| 第26回 (2024年6月) |
72.3点 | 32.4点 | 60.2点 | 91.4点 |
| 第27回 (2024年11月) |
70.7点 | 33.1点 | 60.6点 | 92.4点 |
出典:厚生労働省「 第25回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
出典:厚生労働省「 第26回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
出典:厚生労働省「 第27回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
学科試験は100点満点中70点以上、実技試験は150点満点中90点以上が合格基準です※。
合格を目指すには、キャリアコンサルタント試験合格に向けた勉強方法 で紹介する内容を参考に、得意分野・苦手分野を把握し、実践形式での練習を繰り返すことで、安定した得点を取るため対策を行いましょう。
また、学科試験で数点足りずに不合格となる可能性もあるため、過去問などを解きながら適切な時間配分を行い、ケアレスミスを減らす対策も必要です。
※論述試験は満点の40%以上、かつ面接は評価区分ごとに満点の40%以上の得点が必要です
キャリアコンサルティング技能検定との難易度の違い
キャリアコンサルティング技能検定とは、キャリア相談に関する実務経験を有している方の技能レベルを問う国家検定です。
|
キャリアコンサルタント試験 |
キャリアコンサルタントを名乗るために必要な国家資格試験 |
|
キャリアコンサルティング技能検定 |
キャリア相談に関する実務経験を有している方の技能レベルを問う国家検定 |
キャリアコンサルティング技能検定は、キャリアコンサルタント試験と比較して難易度が高い傾向にあります。
実務経験がなくても一定の要件を満たせば受験できるキャリアコンサルタント試験に対し、キャリアコンサルティング技能検定は実務経験がなければ受験できません。
厚生労働省によると、キャリアコンサルティング技能士2級は「熟練レベル」、1級は「指導レベル」であり、キャリアコンサルタント試験の上位資格に位置づけられます。
キャリアコンサルタント試験(学科試験・実技試験)の内容
キャリアコンサルタント試験は、2016年に創設された国家資格試験です。「学科試験」と「実技試験」の2つがあり、両方に合格してキャリアコンサルタント名簿に登録すると「キャリアコンサルタント」と名乗って活動できます。
試験の概要は以下の通りです。
| 項目 | 学科試験 | 実技試験 | |
| 論述試験 | 面接試験 | ||
| 出題形式 | 筆記試験(四肢択一のマークシート方式) | 記述式 | ロールプレイ、口頭試問 |
| 試験時間 | 100分 | 50分 | 20分(ロールプレイ15分、口頭試問5分) |
| 合格基準 | 100点(2点×50問)中70点以上の得点 | 150点中90点以上の得点※ | |
| 受験料 | 8,900円 | 29,900円 | |
出典:特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会「 試験要項 」
出典:特定非営利活動法人 キャリアコンサルティング協議会「 受験概要 」
※論述試験は満点の40%以上、かつ面接試験は評価区分ごとに満点の40%以上の得点が必要です。なお、面接試験の評価区分は試験団体ごとに異なります。詳細は、試験団体HPをご確認ください。
キャリアコンサルタント試験合格に必要な勉強時間は?
キャリアコンサルタント試験の合格に必要な勉強時間には個人差があり、一概には言えません。
例えば、キャリア形成に関して学んだことがなく、基礎からしっかり勉強する必要がある場合は、より多くの時間が必要となる可能性があります。
受験者によってキャリア形成に関する知識やこれまでの実務経験、1日に確保できる勉強時間などが異なるため、自身がキャリアコンサルタント試験までに確保できる勉強時間を把握し、その時間内でどのように勉強を進めるか計画を立てることが重要です。
なお、日本マンパワーが開講する厚生労働大臣認定の養成講座「キャリアコンサルタント養成講座」の講座修了生は、186時間の講習を受講・修了したうえで、さらに半数を超える方が「60~180時間」の勉強時間を確保しています。
|
累計勉強時間 |
学科試験 |
論述試験 |
|
15時間~60時間 |
42% |
39% |
|
60~180時間 |
58% |
61% |
キャリアコンサルタント試験合格に向けた勉強方法

以下のポイントを押さえ、計画的に勉強を進めましょう。
●厚生労働大臣認定の「養成講座」を受講する
●過去問を繰り返し解く
●ロールプレイ練習を繰り返す
厚生労働大臣認定の「養成講座」を受講する
実務経験がない方や3年未満の方でも、厚生労働大臣が認定する養成講座を受講・修了すれば、キャリアコンサルタント試験の受験資格を満たせます。
また、幅広い知識を体系的に学んで定着させ、試験後の実務に活かせる専門的なスキルを修得するためにも、養成講座の受講が望ましいでしょう。
養成講座の講習形態や時間、受講料などは実施機関によって異なるため、比較して自身に合った養成講座を選ぶことが大切です。
養成講座を選ぶ際に着目したい主なポイント
●講習形態(通学・オンライン)が自身の学習スタイルに合っているか
●会場がアクセスしやすい場所にあるか
●振替受講の仕組みがあるか
●教材や講習内容が充実しているか
●不明点を質問できるか
●合格後のサポートがあるか
厚生労働大臣認定の「キャリアコンサルタント養成講座」を開講している日本マンパワーでは、全国の主要都市で無料の講座説明会を随時開催しています。
養成講座の内容やキャリアコンサルタントの資格について詳しく知りたい方は、ぜひ説明会にご参加ください。オンラインでも開催しているので、ご都合のよい時間帯でご参加いただけます。
過去問を繰り返し解く
キャリアコンサルタント試験の対策としては、過去問を繰り返し解くことが効果的です。過去問を解く主な目的は以下の通りです。●出題傾向やレベル感をつかむ
●得意分野、苦手分野を把握する
●時間配分の感覚をつかむ
●知識を定着させる
●試験本番の緊張感を減らす
間違えた問題は解説や教材を読むなど、次回似た問題が出た時に解けるよう復習しましょう。また、数点足りずに不合格となることを防ぐためには、制限時間内に見直しの時間を設けるなど、単純なミスを減らす対策も重要です。
なお、過去問はある程度知識が身に付いてきた段階で繰り返し解くことが効果的ですが、勉強開始後の早い段階で一度解いてみることをおすすめします。最初に過去問を解くことで全体の出題傾向や現時点での理解度を把握でき、それをもとにその後の勉強方法や進め方を調整できます。
学科試験の対策についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▷関連記事:
キャリアコンサルタント試験の学科試験とは?形式・出題範囲や合格に向けた対策を紹介
ロールプレイ練習を繰り返す
キャリアコンサルタント試験の実技試験では、記述式の論述試験に加えて、面接試験(ロールプレイ・口頭試問)が実施されます。以下の点を意識し、実践的な練習を繰り返しましょう。
ロールプレイ練習のポイント
●時間(15分間)を測って練習する
●ロールプレイを録音して振り返る
●第三者からフィードバックを受ける
ロールプレイの練習は、身近な方に協力してもらうか、養成講座を受講している場合は他の受講生と一緒に取り組むのがおすすめです。より実践的なフィードバックを受けたい方は、試験対策講座の受講もご検討ください。
キャリアコンサルタント試験は独学でも受験できる?
キャリア形成に関する3年以上の実務経験があれば、独学でもキャリアコンサルタント試験の受験が可能です。
キャリアコンサルタント試験の受験資格
●厚生労働大臣認定の養成講座を受講・修了した
●キャリア相談に関する3年以上の実務経験を有している
●キャリアコンサルティング技能検定の学科試験または実技試験に合格した
ただし、独学での受験は、養成講座を受講する場合と比べて難易度が高くなる傾向があります。
キャリアコンサルタント試験は、社会的意義や理論、実務、倫理・行動などの科目から幅広く出題されます。
また、論述試験と面接試験(ロールプレイ・口頭試問)の対策も必要です。独学では、添削やフィードバックを受けられないため、自分の強みや癖、課題などの把握が難しいこともあるでしょう。
特に、仕事や育児・介護などと両立しながら合格を目指す場合は、限られた時間で効果的に知識・スキルを身につけるためにも、養成講座の受講がおすすめです。
養成講座を受講する主なメリット
●頻出される問題などを効率よく学べる
●フィードバックを受けられる
●ロールプレイなどの実践的な練習ができる
●モチベーションを維持しやすい
●同じ目標を持つ仲間を作れる
キャリアコンサルタント試験の受験資格や独学での取得についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▷関連記事:
キャリアコンサルタント試験の受験資格は?未経験から国家資格取得を目指す方法も解説
▷関連記事: キャリアコンサルタント(国家資格)は独学で取得できる?勉強方法や勉強時間を解説
養成講座なら日本マンパワーの「キャリアコンサルタント養成講座」がおすすめ
3年以上の実務経験がある方は独学でも受験できますが、効果的に試験勉強を進め、かつ合格後の実践の場で活かせる知識・スキルを身につけるために、養成講座の受講を検討しましょう。 <p><br> 日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座は厚生労働大臣の認定講習で、受講・修了すると国家資格キャリアコンサルタントの受験資格が得られます。特徴は以下の通りです。
日本マンパワーの養成講座の特徴
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●成長支援の考え方が学べるカリキュラムや選べる学習スタイル ●振替制度やオンライン自習室などの充実したサポート体制 ●専門講座を修了し試験に合格した実践経験豊富な講師陣 |
日本マンパワーの講座は、「通信教育」と「スクーリング」の2つがセットです。
さらに、受験安心サポートも充実しています。
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通信教育(eラーニング) |
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スクーリング(通学・オンライン) |
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受験安心サポート |
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通信教育では、解説映像とテキストでキャリアコンサルタントに求められる知識を体系的に習得できます。
一方、スクーリングは、グループワークやロールプレイなどを通じた実習が中心です。「通学クラス」と「オンラインクラス」から、ご自身に合った学習スタイルを選択でき、キャリアコンサルタントに必要な技能を体感しながら身につけられます。
受験安心サポートとして「オンライン自習室」と「実践力強化教材」があり、講師常駐のオンライン自習室は、定期的に開室しています。実践力強化教材は、現場でも必須の知識・技能をさらに高められる点が特徴です。
また、試験合格に向けて活用できる教材がそろっているだけでなく、合格後も実務に活かせる情報提供を行っています。
日本マンパワーでは、講座の特徴を短時間で知りたい方向けに、オンライン開催の説明会もご用意しています。キャリアコンサルタント資格に興味のある方や養成講座の特徴を詳しく知りたい方は、ご都合の良い開催地・時間帯で日本マンパワーの講座説明会にご参加ください。




