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キャリアコンサルティングとは?

個人にとって望ましいキャリアの選択・開発を支援するプロセス

「もっと仕事を楽しみたい」「自分に何が向いているのかわからない」・・・個人が自分自身の人生を考えるときに、仕事を切り離して考えることはできません。
キャリアコンサルティングとは、その個人にとって望ましい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスのことです。
単に個人と職業のマッチングを考え、仕事を見つけるお手伝いをするだけではありません。人生で遭遇する様々な経験を積極的に受け止め、その人にとってより幸せな人生を描く成長の糧とするための支援です。
※ なお、本稿ではキャリアコンサルティングとキャリアカウンセリングは同義のものとして扱います。

キャリアコンサルティングの対象は、
相談者(クライエント)の自己概念

キャリアコンサルティングの対象は、相談者(クライエント)の自己概念

みなさんは、キャリアコンサルティングとは相談者の「何」に対して行うものだと思いますか?
私たちは、キャリアコンサルティングの対象は、相談者の「自己概念」だと考えています。ここでの「自己概念」というのは、「自分で自分の事をどのように考えるか」ということです。従って、キャリアコンサルティングとは、「相談者が自分のことをどのように考えるか」ということについて支援することなのです。
少しイメージをしながら考えてみましょう。

何もない宇宙のような空間に、ぽかんとあなたが浮かんでいるのを想像

してみてください。さびしいですね。そんな状態では、自己概念は存在しないのかもしれません。周りに誰もいない、そして何事ともかかわりのない中では「自分のことをどう考えるか」といったこと自体がないのかもしれません。
家族がいて、友人がいて、職場があって、ひょっとしたら家に帰れば猫のタマがいて・・・そんな中に自分がいる。いろんな人や、物や、事柄との関係の中で、自分を感じることができるのではないでしょうか。いろんな人や物や事柄との関係の中で、つまりそれらとの関係を経験することを通して自己概念が形づくられ、成長するのです。

例えば・・・、小学校時代、大病をして幼くして命の尊さを知った。高校で親友と喧嘩をして、人間関係の難しさ、大切さを知った。苦労して難関大学へ入学、卒業しても就職できず1年間アルバイト生活、職業人生について考えた・・・。

このように、生まれてこのかた、私たちはさまざまな事柄を経験していきます。同じような経験をしても、その受け止め方は人によってさまざまです。そうしたことを通じて、人それぞれの自己概念が形成されていくのです。

さて、長い人生の中ではつらい事柄を経験し、落ち込むということもあることでしょう。ある経験から「あぁ、おれはもうだめだ」と思ってしまうような人も中にはいます。では、そのようなつらい経験は、できることならしない方が良いということなのでしょうか?

も求められており、従業員一人ひとりが主体的にキャリアを見直し、リカレント教育・リスキリングをしながら、活躍できる企業づくりが重要となるでしょう。
企業におけるキャリアコンサルタントの重要性・必要性はますます高まっていくことでしょう。

日本マンパワーが養成するキャリアコンサルタントは、個々人が経験の内省を通じて、社会の中で自分らしく活躍する方向性に気づき、実現できるように支援することを大切にしています。
人生100年時代、誰もが自分らしさを発揮し、活躍できる社会を共に作りませんか。

キャリアコンサルティングの本質

キャリアコンサルティングの対象は、相談者(クライエント)の自己概念

不安に陥ること、問題にぶち当たることは、確かに誰にとっても心地よい経験ではありません。しかし、そのようなつらい経験から、生き抜く上での大切な教訓を学び、教訓から得たものを多くの人に伝えたり、何らかの形にしたりするなど、その経験をライフワークにつなげている人も中にはいます。
そのような人にとっては、つらいと思えた経験が、その後のキャリアの糧になったのだと言えるのではないでしょうか?言い換えれば、つらいことを含めたさまざまな経験は、自己概念の成長を促す機会となりえるのです。ですので、キャリアコンサルティングでは、問題や不安を、相談者が成長するときの材料、すなわちキャリア形成の糧と捉えているのです。

もちろん相談者の状況や状態によっては、問題や不安への触れ方に細心の注意を払い、別の適切な専門家を紹介する(リファーする)場合もあることは言うまでもありません。そうした注意を払いながら、キャリアコンサルタントは、キャリアコンサルティングにおいて、相談者の問題や悩みを傾聴し、自問自答を促すようにかかわります。そのようなかかわりの中で、相談者は、問題や悩みの経験から自分なりの意味を見つけ出し、経験から学んでいくのです。

キャリアコンサルタントにとってキャリアコンサルティングとは、相談者の成長を促す働きかけです。相談者が経験から学ぶことを支援し、自己概念の成長を促す働きかけと、その前提となっている誰もが成長する力を持っているという人間観こそが キャリアコンサルティングの本質だといえるのです。

情報提供やアドバイスは、キャリアコンサルティングにおける重要な支援方法の一つです。職業情報、アセスメントの使い方・・・キャリアコンサルタントとして知っていなければいけない専門知識はたくさんあります。 けれども、キャリアコンサルタントにとって最も大切なことは、相談者の傍らに寄り添い、相談者の経験からの学びや自己概念の成長を支援することです。それこそが、キャリアコンサルタントが身につけなくてはいけない専門性の本質なのです。

日本マンパワーでは日本キャリア開発協会(JCDA)に認定されたキャリアコンサルタント養成講座を設け、こうしたキャリアコンサルティングの概念やスキルを通じて専門性の高いキャリアコンサルタントの養成を行っています。

講座開発責任者

株式会社日本マンパワー

会長 田中 稔哉