キャリアコンサルタントLibrary
人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!
国家資格と受験
キャリアコンサルタント試験の学科試験とは?形式・出題範囲や合格に向けた対策を紹介
このページは に更新しました
キャリアコンサルタント試験の受験を検討している方のなかには、「学科試験ではどのような問題が出る?」「難易度や合格率はどのくらい?」「どのように勉強すればよい?」と気になっている方もいるでしょう。
学科試験は、出題範囲が幅広いため、試験の特徴や出題傾向を把握したうえで計画的に対策することが大切です。
本記事では、キャリアコンサルタント試験の学科試験の形式や出題範囲、難易度・合格率、合格に向けた勉強方法を解説します。これからキャリアコンサルタント試験を受験する方は、ぜひ参考にしてください。
日本マンパワー(当社)では、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講座を開講しています。資格や講座について詳しく知りたい方は、無料の説明会もぜひご活用ください。
キャリアコンサルタントの学科試験とは
キャリアコンサルタントの学科試験では、キャリアコンサルティングに必要な理論や実務、関係法令、社会的意義、倫理などについて幅広く問われます。
ここでは、学科試験の試験形式や問題数、試験時間、合格点について見ていきましょう。
学科試験の試験形式・問題数・試験時間
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出題形式 | 四肢択一のマークシート方式 |
| 問題数 | 50問 |
| 試験時間 | 100分 |
| 合格基準 | 100点満点で70点以上 |
| 受験料 | 8,900円 |
キャリアコンサルタント試験を実施している登録試験機関は、「特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会」と「特定非営利活動法人日本キャリア開発協会(JCDA)」の2つです。
学科試験は両機関で、同一日に実施します。どちらの試験機関に申し込んでも学科試験の問題は同じです。
学科試験の出題範囲
キャリアコンサルタント試験の学科試験では、主に次のような内容が出題されます。
学科試験の主な出題範囲は、以下の通りです。
|
出題範囲 |
詳細 |
|
キャリアコンサルティングの社会的意義 |
・社会や経済の動向 ・キャリア形成支援の必要性の理解 ・キャリアコンサルティングの役割の理解 |
| キャリアコンサルティングを行うために必要な知識 | ・キャリアに関する理論 ・カウンセリングに関する理論 ・職業能力開発(リカレント教育を含む)の知識 ・企業におけるキャリア形成支援の知識 ・労働市場の知識 ・労働政策、労働関係法令、社会保障制度の知識 ・学校教育制度、キャリア教育の知識 ・メンタルヘルスの知識 ・中高年齢期を展望するライフステージ、発達課題の知識 ・人生の転機の知識 ・個人の多様な特性の知識 |
| キャリアコンサルティングを行うために必要な技能 | ・基本的な技能 ・相談過程において必要な技能 |
| キャリアコンサルタントの倫理と行動 | ・キャリア形成、キャリアコンサルティングに関する教育、普及活動 ・環境への働きかけの認識、実践 ・ネットワークの認識、実践 ・自己研鑽、キャリアコンサルティングに関する指導を受ける必要性の認識 ・キャリアコンサルタントとしての倫理と姿勢 |
キャリアに関する理論やカウンセリングに関する知識だけでなく、労働市場、労働関係法令、社会保障制度、職業能力開発、メンタルヘルス、ライフステージなど、幅広い知識が求められます。
そのため、試験対策ではキャリア理論などの基本的な知識だけでなく、関連する法制度や社会・労働市場の動向にも目を向けることが大切です。
キャリアコンサルタント学科試験の難易度・合格率
試験の難易度を判断する際の一つの目安になるのが、合格率です。学科試験の合格率
第29回~第31回のキャリアコンサルタント試験における学科試験の結果は、以下のとおりです。
| 試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 第29回 (2025年7月) |
4,944人 | 3,594人 | 72.7% | 74.6点 |
| 第30回 (2025年11月) |
5,013人 | 3,891人 | 77.6% | 75.6点 |
| 第31回 (2026年3月) |
4,983人 | 4,017人 | 80.6% | 76.8点 |
出典:厚生労働省「 第29回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
出典:厚生労働省「 第30回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」出典:厚生労働省「 第31回キャリアコンサルタント試験結果の概要 」
直近3回では、学科試験の合格率は70%を超えています。しかし、合格率だけを見て「簡単な試験」と判断するのは適切ではありません。幅広い出題範囲を把握したうえで、計画的に試験勉強を進めることが大切です。
キャリアコンサルタント学科試験の勉強方法・対策
学科試験では幅広い分野から出題されるため、知識をただ暗記するだけではなく、試験範囲を整理しながら計画的に学習することが重要です。
ここからは、学科試験の合格を目指すうえで取り組みたい勉強方法を紹介します。
・重要ポイントを整理しながら問題演習に取り組む
・過去問題を活用して苦手分野を復習する
・苦手分野を重点的に復習する
・模擬試験で本番に備える
養成講習で基礎知識を体系的に学ぶ
キャリア支援に関する実務経験がなく、受験資格を持っていない場合は、厚生労働大臣が認定する養成講習を修了することでキャリアコンサルタント試験の受験資格を得られます。
養成講習は、試験対策講座ではありませんが、キャリアコンサルタントに必要なキャリアに関する理論やカウンセリングに関する知識など、キャリアコンサルタントとして求められる知識や技能を体系的に学習します。
個別の用語を暗記するだけでなく、それぞれの理論や知識がキャリアコンサルティングとどのように関係しているのかを養成講習でしっかり理解しておくことで、学科試験対策を進めやすくなります。
▷キャリアコンサルタント養成講座説明会について詳しくは こちら重要ポイントを整理しながら問題演習に取り組む
養成講習などで基礎知識を学んだら、学科試験で問われる重要なポイントを整理しながら、問題演習に取り組みましょう。
知識を確認するだけでなく、実際に問題を解くことで、覚えているつもりでも理解が曖昧だった部分や、苦手な分野を見つけやすくなります。
日本マンパワーの「キャリアコンサルタント学科試験 速修ポイント&模擬問題集」では、試験の出題範囲をテーマ別に整理し、見開きで重要ポイントの確認と模擬問題への挑戦ができる構成になっています。養成講習で学んだ内容の復習や、学科試験に向けた知識の整理に活用できます。
▷キャリアコンサルタント学科試験 速修ポイント&模擬問題集は こちら過去問題を活用して苦手分野を復習する
基礎知識を整理したら、過去問題にも取り組みましょう。
直近3回分の過去問題は、日本キャリア開発協会 の「過去問題」とやキャリアコンサルティング協議会の 「過去問題/学習情報」 で確認ができます。
過去問題を解くことで、四肢択一の問題形式に慣れるとともに、自分が理解できている分野と苦手な分野を確認できます。
過去問題を解く際は、一度正解・不正解を確認して終わりにするのではなく、間違えた理由まで確認することが大切です。
1.まずは過去問題を解く
2.答え合わせをする
3.間違えた問題の理由を確認する
4.関連する理論・用語・法令などを復習する
5.時間を空けてもう一度問題を解く
特に「正解したが自信がなかった問題」も復習の対象にするのがおすすめです。選択肢のどこが正しく、どこが誤っているのかまで確認すると、周辺知識の理解にもつながります。
また、法令や制度は改正されている場合があります。過去問題に取り組む際は、現在の法律や制度と内容が異なっていないか確認することも大切です。
苦手分野を重点的に復習する
過去問題を解いていくと、自分が間違えやすい分野が見えてきます。
例えば理論家と理論の内容を混同してしまう」「キャリア理論は覚えられているものの法令に弱い」、「など、苦手なポイントは人によって異なります。
間違えた問題を分野ごとに整理し、苦手な分野を重点的に復習すると、効率的に知識を補うことができます。
また、学科試験は幅広い知識が問われるため、一度覚えた内容も時間が経つと忘れてしまうことがあります。理解が不十分な分野は繰り返し復習し、知識を定着させましょう。
模擬試験で本番に備える
基礎知識を身につけて過去問題に取り組んだら、模擬試験を活用して本番を想定した問題演習を行うこともおすすめです。
学科試験は100分で50問に解答します。本番と同じように時間を計りながら問題を解けば、時間配分を確認できます。
模擬試験を受けた後は得点だけを見るのではなく、間違えた問題や理解が曖昧だった分野を確認し、その後の学習に活かしましょう。
▷キャリアコンサルタント学科試験対策 模擬試験は こちら学科試験の特徴を理解してキャリアコンサルタント試験の合格を目指そう
キャリアコンサルタントの学科試験は、四肢択一のマークシート方式で50問が出題され、100点満点中70点以上を取得すると合格です。
キャリアコンサルティングの理論や実務だけでなく、関係法令、労働市場、メンタルヘルスなど幅広い知識が求められるため、試験範囲を理解したうえで計画的に学習することが大切です。
まずは必要な知識を体系的に学び、過去問題を繰り返し解きながら苦手分野を把握しましょう。さらに模擬試験などを活用して問題を解く経験を積むことで、本番に向けた準備を進められます。
日本マンパワーでは、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講座を開講しています。キャリアコンサルタント資格や試験概要、講座について詳しく知りたい方は、無料説明会にぜひご参加ください。





