キャリアコンサルタントとは?
その人らしい生き方・はたらき方を支援しみんな
でイキイキと社会を支える
国の政策でも活躍が期待される
資格キャリアコンサルタント
「なんだか仕事がうまくいかない」「仕事とプライベートのバランスがうまくとれない」「やりたいことが見つからずモヤモヤする」などのお悩みはありませんか?
私たちが生きていくうえで、こういった悩みはつきもの。あなたも一度は悩んだことがあるかもしれません。
「キャリアコンサルタント」は、そういった悩みの解決を促し、自分らしい生き方の実現を支援する専門家です。
急速に時代が変化する中、その人らしい多様な生き方や働き方を実現するため、
いまキャリアコンサルタントが求められています。あなたも日本マンパワーでキャリアコンサルタントを目指しませんか?
キャリアコンサルタントとは一人ひとりのキャリア形成の実現を支援する専門家
キャリアコンサルタントは2016年4月施行の職業能力開発促進法において国家資格と定められています。
キャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」と定義されています。
キャリアコンサルタントは、企業の人事・教育関連部門、大学のキャリアセンター、公的就業支援機関、人材紹介・人材派遣会社など、幅広い分野で必要とされています。
国では2022年4月に職業能力開発促進法を改正し、企業内におけるキャリアコンサルティング機会の確保を明確化しました。さらに2022年6月には「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」において、経営者、現場リーダー、キャリアコンサルタントの役割の明確化しています。また、高年齢者雇用安定法の改正により70歳までの就業機会の確保

関連情報
も求められており、従業員一人ひとりが主体的にキャリアを見直し、リカレント教育・リスキリングをしながら、活躍できる企業づくりが重要となるでしょう。
企業におけるキャリアコンサルタントの重要性・必要性はますます高まっていくことでしょう。
日本マンパワーが養成するキャリアコンサルタントは、個々人が経験の内省を通じて、社会の中で自分らしく活躍する方向性に気づき、実現できるように支援することを大切にしています。
人生100年時代、誰もが自分らしさを発揮し、活躍できる社会を共に作りませんか。
資格取得から取得後の更新までの流れ
キャリアコンサルタントになるにはキャリアコンサルティングとは個人にとって望ましいキャリアの選択・開発を支援するプロセス
キャリアコンサルティングとは、その個人にとって望ましい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスのことです。 単に個人と職業のマッチングを考え、仕事を見つけるお手伝いをするだけではありません。人生で遭遇する様々な経験を積極的に受け止め、その人にとってより幸せな人生を描く成長の糧とするための支援です。
日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座では、相談者の成長を促すメカニズム「経験代謝」をベースとしたカリキュラムを学びます。
相談者にはなぜそれが問題に見えているのか、本当はどんなありたい自分が隠れているのか。キャリアコンサルタントは内省的な質問をしながら、相談者と一緒にその方らしさを発揮できるように関わっていきます。

国家試験についてキャリアコンサルタント試験は「学科試験」「実技試験」で構成
キャリアコンサルタントが国家資格となった背景
学科試験は必要とされる知識を、実技試験は心構えやカウンセリングスキルが問われれます。試験は、年3回実施される予定です。試験団体は、日本キャリア開発協会、キャリアコンサルティング協議会の2団体で行われています。
学科試験に向けては、必要事項の理解度の向上と知識の定着に、また実技試験に向けては、クライエント(相談者)との面談場面において身に付けておきたい心構えやカウンセリングスキルの習得を目指しましょう。
試験の合格率は、学科試験は56.8%~81.1%。実技試験は58.2%~74.7%で、概ね6~7割付近を推移しています(第11回~20回までの2団体の平均より)。

関連情報
合格率は、国家試験としては高めかもしれません。これは、厚生労働省が国家資格キャリアコンサルタントを入り口レベルと設定しているためです。そのため、資格を取得してから自己研鑽をすることが求められています。
資格取得から取得後の更新までの流れ
資格試験情報キャリアコンサルタントとCDAについてともに国が定める基準を満たしたキャリア形成支援の専門家
キャリアコンサルタントとCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)は、それぞれキャリア形成支援の専門家であることを証明する資格です。CDAは特定非営利法人日本キャリア開発協会(JCDA)が認定しています。
国家資格キャリアコンサルタントが創設されるまでは、国は標準レベルキャリア・コンサルタントという枠組みを設けておりCDAはその基準を満たしていた資格です。

INTERVIEWS全国で活躍する先輩たちの声
【前編】「いま、企業に求められるキャリア支援施策とは2025」イベントレポート

企業に求められるキャリア支援策と キャリアコンサルタントの役割について
佐藤 悦子氏
※本レポートは、2025年1月18日に実施したイベントの概要をまとめたレポートです。
前編では、厚生労働省の佐藤様より『企業に求められるキャリア支援策と キャリアコンサルタントの役割について』
というテーマでお話しいただきました。
後編では、キヤノンマーケティングジャパン株式会社の釘本 健太郎様から、『キヤノンマーケティングジャパンにおけるキャリア支援の取り組み~「不幸な退職をなくせ」から始まったリテンションへのアプローチ~』について、お話しをいただきました。
※ダウンロード版は前編・後編の完全版をお渡しいたします。
--------------------------------------------------------------
いまキャリア形成支援が企業に求められる理由として、一つは人口減少によって労働供給に制約が生まれている状況があります。
・日本の人口は減少し、2070年には総人口9000万人以下、高齢化率39%の水準に
・労働力人口・就業者数は2019年まで増加傾向にあったが、2020年以降は鈍化
・人手不足感の高まり
こうした要因により、今後、労働力の供給の制約がより厳しくなると予想されており、一人ひとりの活躍がより重要になっています。
~中略~
これまで日本の企業ではOJTが重視されてきましたが、リモートワークの浸透など、「働き方の個別化」が進み、先輩や上司の仕事を見て新しい能力やスキルを身につける機会が減少しています。
また、技術革新が進み経済や社会環境が変化して、OJTだけでは必要な能力・スキルが身につけられない場合も増えてきました。そこで、計画的なOFF-JTと労働者自身の自己啓発とその支援が重要になってきています。
~中略~
<イベントレポートの一部要約>
※下部にイベントレポート完全版ダウンロードの案内あり
- Event Report
キャリアコンサルタントが活躍するフィールド全国各地で様々な支援に携わっています

企業・組織の中で
企業・組織の人事・教育、人材開発部門で、採用や定着支援、働く人の意欲や能力開発に関する施策の企画立案・実行に携わります。また、企業内のキャリアカウンセリング室などで直接カウンセリングに携わる場合もあります。また、ラインのマネジャーなどが、面談や日ごろの対話の中で部下同僚のキャリア形成を支援したり、チームビルディングに活用したりするケースも見られます。

人材派遣会社・人材紹介会社で
コーディネーター職や営業職などで、派遣スタッフや転職希望者と求人企業との間に立ち、双方にとっての適切なマッチングを行ないます。この業務においては、求職者との信頼関係を構築する力や、スキルだけでなく、仕事への意欲や潜在的な能力を見出す力が求められ、キャリアコンサルタントの専門性の発揮が期待されます。

公的就業支援機関で
ハローワークなどの公的就業支援機関で、求職者の自己分析から職業選択、実際の求職活動などの支援に携わります。求職者との対面での相談を行なうほかに、求職スキルなどに関するセミナーの実施に携わるケースもあります。

大学などの教育機関で
大学のキャリアセンターなどで、学生の自己理解・自己分析や進路選択、企業研究、求職活動などの支援に携わります。また、学内のキャリア教育のプログラムを立案・実施などの活動を行なっています。

独立キャリアコンサルタントとして
上記の各組織に所属せず、独立してキャリア形成支援活動に携わっているケースです。企業・団体等に委託されて、従業員などにキャリアカウンセリングを実施したり、学校等でキャリア教育の指導者や講演活動を行なったりしています。業界に特化したり、社会保険労務士などとのダブルライセンスを保有するなど、独自の専門分野を持って活動しているケースが見られます。

キャリアコンサルタントに関する最新情報をチェックCDAメールマガジン
キャリアコンサルタントに興味をお持ちの方ならどなたでも購読いただけます。
登録・年会費は無料です。また当社講座を受講されたことがなくてもご購読いただけます。
※本レポートは、2025年1月18日に実施したイベントの概要をまとめたレポートです。
前編では、厚生労働省の佐藤様より『企業に求められるキャリア支援策と キャリアコンサルタントの役割について』
というテーマでお話しいただきました。
後編では、キヤノンマーケティングジャパン株式会社の釘本 健太郎様から、『キヤノンマーケティングジャパンにおけるキャリア支援の取り組み~「不幸な退職をなくせ」から始まったリテンションへのアプローチ~』について、お話しをいただきました。
※ダウンロード版は前編・後編の完全版をお渡しいたします。
--------------------------------------------------------------
~中略~
弊社は、多くの日系企業と同様に、メンパーシップ型の一括採用を中心に人材の採用を行ってまいりました。ところが、2009年のリーマンショックによる景気低迷の影響で、2010年以降、数年にわたって新卒採用を控えざるを得ない事態に陥りました。これは非常に痛手でしたが、2016年から徐々に回復基調となり、新卒採用者数を増やせるようになりました。ところが、採用者数を増やした時期から数年たった2019~2020年頃、入社3年未満の早期退職者の離職がやや増えてきました。世の中でよく言われる「3年で3割の退職」ほどではありませんでしたが、ずっと一桁台で推移していた入社3年未満の離職率が、2桁に届きそうなくらいに上昇してきたのは事実です。新卒採用者数を回復させた世代の離職率が上がったわけですから、私たちは対応すべき課題としてインパクトをもって受け止めました。
~中略~
~中略~
<イベントレポートの一部要約>
※下部にイベントレポート完全版ダウンロードの案内あり