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キャリアコンサルタント・CDAにインタビュー

人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!

活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。

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看護の現場にキャリアカウンセリングを

業務活用

  • 林 由紀 氏
  • キャリアコンサルタント・CDA [愛媛県]

所属先:公益社団法人愛媛県看護協会 愛媛県ナースセンター

看護師として病院、訪問看護ステーション、看護学校の教員として勤務し、2018年4月より現職。2015年にCDA資格取得。2016年に国家資格キャリアコンサルタント登録。2017年から愛媛県治療と仕事の両立支援推進チームにキャリアコンサルタントとして参加。

1.キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください

2014年春、たまたま再会した高校の同級生に勧められました。CDAの事は全く知らず、ちょうど退職直後で大人の夏休み中だったのと、開講直前でしたが申し込みがギリギリ間に合い受講しました。受講の動機は資格取得ではありませんでしたが、学んでいるうちに、キャリアカウンセリングは自分自身だけでなく、看護職にも必要であると気づき、CDA資格取得をめざしました。

2.キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか

私の勤務している愛媛県ナースセンターは全国の都道府県に設置されている、看護師等(看護師、保健師、助産師、准看護師)の無料職業紹介所です。看護師資格を持った相談員が、就業相談や就業中の看護職の悩みを聞いたり、求人側と求職者のマッチングを行なっていますが、県内のハローワークでの移動相談や、看護職のPR、看護学生の就活支援、研修の運営も行なっています。
全ての相談でキャリアカウンセリングを行なっているわけではありませんが、学生からセカンドキャリアの方まで、多様な背景や価値観を持つ方達が、相談を通じて「経験」を振り返り、自分なりに「意味」に気づけるような関わりを心がけています。

3.ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか

CDAとの出会いは偶然でしたが、学びながら、自分が「あの時キャリアカウンセリングを知っていたら。」、「あの時CDAにキャリアカウンセリングを受けていたら。」結果は同じであっても、自分の心の波風への向き合い方は、違っていたかもしれないと思いました。
また、2012年に卒業した大学院での「ブランク後に再就業した看護職は、ライフイベントを通して多様な経験を自らの看護の質の向上に繋げている。」という研究結果が、「経験代謝」の概念にも繋がり、CDAの学びは自分にとって必然だったと思います。自分のためであったキャリアカウンセリングを、これからはCDAとして、キャリアコンサルタントとして、看護職のために活用したいと思っています。

4.最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします

相談の終わりに、「あなたと話せてよかった。自分の中でもやもやしていたことがはっきりしました。」という相手の言葉を聞いた時、ほっとすると同時にCDAとして関われて良かったと思います。いつもうまくいくとは限りませんが、関わっている間に相談者が自分で気づき、答えに近づいていく過程はいつも感動的です。
看護職の元気と笑顔は、関わる患者様やご家族、周りの職種や自分の家族にも良い影響を与えます。私は今は臨床を離れており、直接患者様やご家族と関わる機会はありませんが、看護職が元気に笑顔で働けるように、自分の強みでもある看護師でCDAであることを活かし、目の前の一人一人の看護職を大切に支援していきたいと思っています。

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