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キャリアコンサルタント・CDAにインタビュー

人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!

活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。

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看護師として幸せな社会創りへの貢献を目指す

独立・フリー

  • 濱田 安岐子 氏
  • キャリアコンサルタント・CDA [神奈川県]

所属先:NPO法人看護職キャリアサポート

看護師(11年)、看護専門学校で教員経験後、CDA資格取得。2006年から独立して活動し、2010年にNPO法人を設立し、看護職のキャリアカウンセリングを専門に活動中。その他、地方自治体の看護師確保対策事業受託、執筆活動や研修講師をしている。

1.キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください

私は21歳から看護師として就業していました。しかし、看護師の転職状況を見て、「今、目の前の苦しんでいる治療やケアが必要な人となぜお別れできるのか?」と思う気持ちから、仕事や就職、職場の意味について考えるようになりました。また、同じ目標を持って働いてきた仲間だと思っていたのに、その目標を達成するに至らず職場を去ることで、患者さんにも影響することが口惜しい気持ちもありました。そんなことが初めにキャリアコンサルタントの道に進み始めるきっかけになったと思います。

2.キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか

2006年から養成講座に通い、2007年にCDAの資格を取得しました。自営業で起業してフリーランスで組織外から第3者として看護職のキャリアを支援する仕事を始めました。活動内容は個人に対するキャリアカウンセリングの提供、研究活動支援、学習支援(研修・教育システムの整備・業務改善推進・目標管理支援など)、執筆活動によるキャリアカウンセリングの啓蒙活動も進めました。2010年にはNPOで法人化して活動を継続しました。さらに、地方自治体と3年間の看護師確保対策協働モデル事業を実施し、キャリアカウンセリングを提供しつつ、研修で看護職としてのキャリアを考える機会を提供して離職防止のための活動を推進し、2016年から事業委託に移行されました。

3.ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか

CDAの資格は実務で更新をしたので研修からは遠ざかっていました。そのため、2006年当初に学んだ「傾聴」を基本にカウンセリングを実施していましたので、経験代謝の概念を知りませんでした。2016年度にスーパーバイザーの資格取得にチャレンジしたのは、看護職のキャリア支援をしていると、管理職からカウンセリングの方法について相談される機会が多くなったからです。そこで、初めて経験代謝を知り、看護師の臨床における学習方法に酷似していることに気づいたりもしました。また、JCDAとのつながりを持ち始めると、同じカウンセリングマインドをもった仲間に出会えることができました。そして、看護・介護・医療業界にしか興味がなかった自分の視野の広がりを感じ、社会はつながっていることを実感しました。

4.最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします

これからの医療・福祉業界は2025年問題(超高齢社会)や人口減少社会における人材不足の問題、そして、団塊世代の定年退職による世代交代を迎えます。次世代の看護職が果たすべき役割について考えつつ、これからの看護職が自律したキャリアを歩むことで生き抜くための支援について、ただ今模索中です。さらに、キャリアコンサルタントとしての活動は、治療と仕事の両立支援も携わることとなり、皆様に助けていただきながら活動を進める必要があります。人とのつながりを大事にしつつ、互いに強みを活かしながら幸せな社会づくりにキャリアコンサルタントとして貢献していきたいと思っています。皆様、ご協力をお願いいたします!

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