03-5294-5030

10:30~17:30
(木曜日・祝日を除く)

キャリアコンサルタント・CDAにインタビュー

人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!

活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。

インタビュー一覧はこちら

成果主義からのキャリアチェンジ

独立・フリー

  • 羽根 かほる 氏
  • キャリアコンサルタント・CDA [神奈川県]

所属先:羽根社会保険労務士事務所

新卒で都市開発の企業に就職し、人材派遣の企業に転職。約20年間、営業コーディネーターとして就業後、派遣コーディネーター、営業職のマネジメント業務を経験。就業中に取得した社会保険労務士の開業のため退職。現在は個人を中心とした相談業務、労務関連の厚生労働省受託業務、キャリアコンサルタントとして転職希望者の面接レクチャーや、個人、企業内人材のキャリアコンサルティングを行う。

1.キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください

わたくしは当時、人材派遣の企業に正社員として就職し、約20年目を迎えていました。企業の人材募集内容のヒヤリングから人材募集、登録面談、企業と人材のマッチング、就業後のフォローを行っていたのですが、登録をして頂いても企業の要望に合わず、お仕事の紹介ができない方々に申し訳ない気持ちがずっとあり、何かできることはないかと考えていました。一方で自分のキャリアについても考えるようになり、このまま、停年まで人材ビジネスで社員として就業していくのか。当時管理職としてメンバーのマネジメントをしていたこともあり、退職するかどうか1年半悩みましたが、退職をし、まずは以前に取得をしていた社会保険労務士を開業することを決めました。また、人材ビジネスではキャリアコンサルタントの資格を取得する方が多いというのは知っていたので、いつかは勉強しなくてはと思っていたのですが、非常に多忙で継続的に通学できる自信がなく先送りにしていました。退職を決めたこの機会に人材のマッチングについて振り返り、体系的、理論的に学んでおこうと思ったのが資格取得のきっかけです。

2.キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか

現在は社会保険労務士としてコンサルティング業務、キャリアコンサルタントとしては、助成金申請に伴う社員の方のキャリアコンサルティング、個人のキャリアコンサルティング、厚生労働省受託業務で訓練対応キャリアコンサルタント、採用業務、転職希望者の面接レクチャーなどを行っております。私が一番資格を活かしていると思う点は、「クライエント(相談者)自身が気付いていない、本当に大切にしたいものは何なのか」に気付いて頂けるコンサルティングの技術を学べた事です。たとえば、面接のレクチャーでは、なぜ転職したいと思ったのかという点から自己理解、整理ができていない方もいらっしゃいます。この点から丁寧に関わっていく事で、今後の希望が明確になっていく経験をしました。実務に活かせる事が本当に資格を取って良かったと思える点です。

3.ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか

「人生の転機となった資格」という表現が一番しっくりときます。仕事面では相談者の方の本当の希望、望んでいる状態を見つけることを通じて、適職に就いて頂けるサポートができるようになり、社員時代、適職に就けない方に何かできないかという思いが、本当に陰ながらですが実現することができました。私個人としても、数字に追われ成果主義で走り続けた仕事から離れ、人それぞれ多様な考え方、好み、個性、良さがあり、それを広く受け入れることができるようになった事も大きな変化です。仕事面、また個人としても今後の人生を豊かで有意義な毎日を送ることができるようになれた事をとてもうれしく思っています。

4.最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします

人は仕事やあらゆる人間関係とは切っても切れない毎日を送っていると考えています。その毎日をどのように送るのかの答えを私はこの資格を取る勉強、そして取得をしてからの勉強で見つけることができたのではないかと思っています。資格取得後も継続的な勉強は必要ですが、その学びの場で出会える同じ志を持っているCDA、キャリアコンサルタントとの出会いは皆さんをきっとステップアップさせてくれる事になると思います。多くの仲間と共にキャリアというテーマに様々なフェーズで向き合うメンバーとして一人でも多くの方とご一緒できることを願っています。

インタビュー一覧はこちら