活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。
人の力になりたいという気持ちが原動力！
学校
- 髙地 奈菜絵 氏
- キャリアコンサルタント・ＣＤＡ [兵庫県]
2013年より、複数の学校法人の職員として従事。中学校から大学まで、さまざな設置校で学生・生徒に関わり、進路相談を受けていたことがきっかけで、キャリアコンサルタント養成講座を経て、2020年12月国家資格キャリアコンサルタントを取得。取得後はその専門性を活かし、さらに学生・生徒のキャリア支援の仕事の幅を広げて、活躍中。
１．キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください
大学職員として勤務している中で、学生から退学の相談をされた時に、その人の人生を左右するのに、自分の経験だけではなく、知識を持って対応したいと思いました。
そして、同じ職場の先輩にキャリアコンサルタントという資格を教えてもらったのが興味を持ったきっかけです。
２．キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか
現在は、大学職員として、主に教員を目指す学生のキャリア支援をおこなっています。
大学生から「教員を目指し続けていいのかわからなくなった。」「自分が教員に向いているのか不安を感じる。」といった相談をよく受けることがあります。そういった際に、その大学生の思いにしっかりと寄り添い、なぜ今自分がそう思うのかを自分自身に問いかけ直してもらい、気づきにつなげる関わりを意識しておこなっています。この関わりこそが、キャリアコンサルタントの役割であり、資格を活かせていると感じています。
３．ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか
キャリアコンサルタント養成講座は、共に同じ目標を持つ仲間を見つけ、そして取得後は横のつながりをつくる機会をくれた大事な場でした。
私の場合は、受講後から資格取得まで間があいてしまったので、勉強中は少し孤独な戦いでしたが、社会に出てから、自ら進んで勉強する機会を作ってこなかったので、自己研鑽に励む時間の使い方を知ることができました。
４．最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします
私はキャリアコンサルタント資格を取得するなかで、悩みを解決する手助けができ、その答えはその人自身に内在していることを知りました。
キャリアコンサルタントは、いまの多様な生き方に模索する私たち一人ひとりになくてはならない存在だと思います。
ぜひ、皆さんも人に寄り添い、サポートする力を磨いて、誰かの手助けをしてみませんか。