活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。
人の「価値観」に興味を持って人生を変えた男
学校
- 森田 雄貴 氏
- キャリアコンサルタント・ＣＤＡ [大阪府]
母校のキャリアセンターで就職相談・支援行事の企画・運営を行っている森田雄貴です。十人十色ならぬ、兆人兆色こそが人のキャリアであり、人生であるをモットーに人の自己概念、価値観に興味を持っている男です。誰かに「こうしなさい！」というのではない、その人が持つ独特の価値観に興味・関心を持ち、新たな発見を見つけることに喜びを感じながら、日々キャリアコンサルティングに向き合っています！
１．キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください
今の仕事をする前は個人事業でイベントの仕事をしていました。インテックス大阪やグランキューブ大阪で行われる就職イベントや、企業の説明会・新卒採用選考会の運営（面接以外の業務）に携わり、就職支援・キャリア支援というものに面白さを感じていました。人の人生に責任は持てないまでも、人の物の考え方、価値観、行動における意識、意図の深いところに関われることにすごく興味を持ちました。
そこでキャリアコンサルタントの国家資格を取得することで、専門的な知識・スキルを得ることができ、この世界に深く携わることができるのではないかと考え、養成講座の受講を決断しました。
２．キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか
「国家資格キャリアコンサルタント」の有資格者であるということが日々の生活に自覚と自信を持たせてくれています。その資格を持っていることで、人の価値観に敏感になり、突発的・感情的になるのではなく、「なぜこの人がこのような行動に至ったのか」という風に考えるのが習慣になりました。
人の価値観・興味を持つことができるようになったのはこの資格を取得した大きな利点だったと思います。それにより、「ああそういう考え方って面白いな。そういう考え方ができれば自分の人生はもっと豊かになるのではないか」と日々考えるようになり、本当に人生を豊かにすることができるのではと考えています。
資格を取得したことで今の職場に就けたということももちろんありますが、資格を取得したことで倫理観のもとに物事を考えるようになり、人生が豊かになったように感じています。
３．ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか
がむしゃらに日々歩んできた人生において、一度立ち止まり、自分の人生を振り返り、人生における場面場面での自分の考え方・価値観を考え直すことのできる期間だったと思います。
自分のことを自分の世界でしかなかなか考えられないものですが、普段なかなか関わることのできない、違う年代の方とグループワーク等で接する中で、「あぁ、自分の人生に対して、そういった見方もあるんだ。そういった視点で見ている人もいるんだ」という新たな発見が毎回あるのがキャリアコンサルタント養成講座での日々でした。
資格取得はもちろん嬉しかったですが、今となっては、資格取得、キャリアコンサルタントの免許以上に、養成講座で過ごした日々、養成講座で出会った人々との関わり合いが何より人生における財産だったと感じています。今の職場での出会いも価値のあるものですが、それを生み出したのもキャリアコンサルタント養成講座であると思いますし、人生における大きな分岐点だったと感じています。
４．最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします
資格取得のためがまず第一になるかもしれませんが、それ以上に自分の人生を振り返り、自分の価値観・自分が何者なのかという考えにたどり着ける凄く人生にとって意味のある時間を過ごせると思います。「こうじゃなきゃいけない！」という固定概念から解放され、他人にも寛大になり、自分と他人が違うということを楽しめるようになる気がします。
それが今の私の人生を楽しく豊かにしてくれているものだと思います。あくまでも私がそう感じたというだけですが、そう感じられる可能性もあるということを皆様にお伝えできれば幸いです。