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キャリアコンサルタント・CDAにインタビュー

人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!

活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。

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「一歩踏み出す勇気」をサポートする仕事の魅力

学校

  • 露木 弘充 氏
  • キャリアコンサルタント・CDA [静岡県]

所属先:高等教育機関(大学等)

地元静岡や東京の高等教育機関(大学等)の教職員として従事。
主に、総務系(大学全体の式典の企画運営・主要な委員会の運営等)の業務及び人事系(任用、給与、福利厚生並びに人事労務関係)の業務のスペシャリストとして活躍。CDA資格取得後は、本務に従事する傍ら、キャリア教育、学生・若者支援等、多方面でCDA活動を展開。

1.キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください

数年後に定年退職を迎え、セカンドキャリアは何をやるのか、何が出来るのかを考える年になり、自分の職業人生を振り返る中で、「人は一人では生きていけない、誰かを助け誰かに助けられてここまで来た。」との思いから、人との関わりを大事にしてきた自分に気づき、セカンドキャリアは「人の支援」に関わりたいと思ったのが直接のキッカケです。

2.キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか

若者就労支援の場において、統合失調症の若者を半年間伴走支援する機会を得ました。
人前で話すことすら出来ず、社会に一歩踏み出すことが出来ない若者に対して、自分は何が出来るのか不安を抱きつつ、支援を始めました。最初の頃は、仕事に就いてはすぐ辞めるを繰り返し、途中までいろいろ大変なこともありましたが、関わりが深まるにつれ、次第に表情も明るくなり、その間隔も長くなっていきました。半年後に最終報告会があり、皆の前でその若者が半年間の成果を報告するのですが、半年前は、みんなの前でまともに話すことすら出来なかった若者が、たどたどしくも一生懸命に自分のことを話す姿を見て感動を覚え、また、最後に「露木さんがきちんと自分を受け入れてくれて・・・、自分の存在を認めてくれて・・・」と私に対する感謝の言葉を言ってくれたときに涙が溢れました。いったい、私はこの若者に何をしてあげたのだろうかと考えた時、ただただ、若者の思いや感情を受け止める拠り所となれたことで、ここまで若者の成長に関われたこと、また、私自身もこの若者からいろんなことを教えてもらったこと等、貴重な経験を踏まえて改めて感じたことは、「人の支援」というものは、決して「人のために何かをしてあげる」ということではなく、お互いを対等な人間として認め合い、共に成長していく関係を構築することなのではないかと、この若者との関わりを通じて実感しました。
今後は、相談者自身が「一歩踏み出す勇気」を持ち、将来に向かって前向きに歩んでいけるよう、そっと背中を押してあげられるようなキャリアコンサルタントになりたいと思っています。

3.ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか

資格を取得したことにより、自分の中に『いろんな可能性を秘めた新たな世界』が生まれたと思っています。今は、セカンドキャリアのための準備期間と捉え、一つの分野に限定せず、いろんな分野に関わりを持つ活動を行っています。大学生の就活支援、若者の就労支援、小中高校のキャリア教育、各種就職フェアー等のカウンセリング業務等々、これらの活動を通じてどんな場面でも対応できる実践力をつけること、また、いろんな分野の方々とのネットワークを拡げることを目的としています。
最終的には、『自分の居場所』を実感できる仕事(自分でなければ出来ない仕事、自分が必要とされる仕事)がセカンドキャリアにおいても持てるよう、日々活動を続けています。

4.最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします

受講生は、年齢性別職業職位等関係なく、同じテーブルに着き、同じ資格を目指す。会社の社長、若い社員、フリーター、家庭の主婦等の様々な人が集まり同じ目標に向かって切磋琢磨する。そんな非日常的な体験はそう出来るものではありません。だからこそ、いろんな価値観や考えに触れることにより、今までの自分を振り返り、自分自身のあらゆる面が磨かれていく、そんな機会になりました。
明るい未来を信じて「新たな世界」「新たな可能性」の扉を開いて下さい。
前に進むのも、留まるのもあなた次第です・・・
さあ、勇気を出して、未来への一歩を踏み出しましょう〜!!

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