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キャリアコンサルタント・CDAにインタビュー

人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!

活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。

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後半人生のモチベーション

行政

  • 飯盛 隆博 氏
  • キャリアコンサルタント・CDA [千葉県]

総務・人事関連の職種に35年以上一貫して携わってきました。その経験を活かし、現在はハローワークにて職業相談・就労支援を行っています。
定年を迎えた高齢者の方から卒業まじかの若年者と幅広い求職者の方への対応であり、それぞれの悩みや希望は多岐にわたるため、日々勉強の毎日です。

1.キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください

 ハローワークで勤務することになり、職場の先輩からご紹介を受けたのがきっかけです。職場の先輩の多くがこの資格の保持者でした。もし、現在の職場に入らなければ、この資格自体の存在すらわからなかったと思います。
 また、私が資格を取得した時期が、たまたま民間資格から国家資格への登録ができるタイミングとちょうど重なったのも興味を持った一因です。
加えて、日本マンパワー様は私が企業に属していた時に、社内の研修などでお世話になっており、事前に認知していたこともその要因の一つだと思っています。

2.キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか

 まずは、現在の職務に活かされています。個別の面談での「傾聴」、求職者の悩みへの「受容」をはじめ、そのための「かかわり行動」など、以前は「個性」のみに任せた行動だったものから、理論に裏付けされた対応へと変わって来ました。また、限られた時間での対応は場合によって来談者への「見立て」を行い、方策の提示を行うこともあります。その際、理論をよく理解したうえでの、「やってはいけないこと」を十分認識したうえで、それを承知しての対応ができるようになりました。
 例えば、転職希望の求職者が相談の中で内省を行い、現在の会社に残るという決断を自ら下した。などキャリコン冥利につきる経験が日々訪れています。
そして、キャリコンの仲間との交流(全国に広がる地区会、支部会など)やこれからの仲間を増やすための養成講座のスタッフとその後の自主勉協会の企画と運営など、資格を取得したお陰で私の人生の後半における大きなモチベーションとなっています。
 今後は、キャリコン資格取得者の数を増やすことと育成することに少しでもお役に立つことができればと思っています。

3.ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか

 私は国家資格後の養成講座第二回を受講しました。日程の関係で神田クラスではなく、「浅草橋クラス」でした。
当時確か14〜5名のクラスメイトと10日間(現在は12日間)毎週土曜日に受講しました。50歳半ばを過ぎての受講と勉強はきついものがありましたが、何とか筆記試験は一度でパスしました。しかし実技試験は、自身の人事での経験による強い主観的な考え方などの癖が災いし、2度も失敗しました、その際にお世話になった先生や先輩方の行いを見て、自分も恩返しをしようと思い、これも現在の活動のきっかけとなりました。
負け惜しみではありませんが、この時の不合格の経験は、現在の私設勉強会においてのフィードバックに生かされていると自負しています。(一度で受かった人は、なぜ受かったかがわからないが、不合格を経験した人は、なぜ落ちたかが分かり、今後に活かせます)
私自身、35年以上総務・人事の実務を経験しておりますが、今まで資格ましてや国家資格など一つも保持していませんでした。(実務経験があれば実社会では十分通用したからです)
ただ、ハローワークで職業相談や就労支援を担当することとなり、そこに特化した理論の習得が不可欠となり、そのエビデンス(確証)として資格を取得しました。

4.最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします

 キャリコン資格を取得したい、あるいは興味がある人は、すべからく「人に興味のある人」だと思います。どのような仕事であり業種であろうが、人とのかかわりのない仕事はないと思います。ぜひ仲間となって、「単純なようで複雑、楽しくもあり悩ましい」キャリコンの世界へぜひお越しください。お待ちしてます。

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