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キャリアコンサルタント・CDAにインタビュー

人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!

活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。

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私にとっての『プランド・ハプンスタンス』

行政

  • 松本 敏嗣 氏
  • キャリアコンサルタント・CDA [埼玉県]

所属先:公益財団法人 産業雇用安定センター 埼玉事務所

1981年4月食品会社に入社。営業〜マーケティング〜事業管理、並びに人事・総務を担当。2016年11月に現職場に出向、「失業なき労働移動を目指して」中高年を中心とした再就職支援に取り組み、朝起きると今日1日待っている新しい出会いに、ワクワクして仕方がない毎日。

1.キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください

学生時代「マーケティング」ゼミに所属していた私は、商品・サービスを通じてお客様に「食と健康」を提供する仕事に就きたいとの思いから、食品会社に入社し、以降31年間「営業・事業」に邁進してきました。2012年に震災直後の仙台に、入社以来初の人事・総務部門に異動となり、東北復興を目の当たりにしながら「何か人の役に立ちたい。」と考えていました。そんな折、最初の転機が訪れます。「社員1人ひとりが自立したキャリア形成を築くことを支援目的とした『社内キャリアコンサルタント』を育成する」という公募があり、「これだっ!」と思って応募したのがCDA資格取得のきっかけです。

2.キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか

2015年9月の資格取得後、縁あって私が翌2016年11月より出向している「公益財団法人 産業雇用安定センター」は、1987年政府の「30万人雇用開発プログラム」の一環として労働省(当時)と経済界によって発足した出向・移籍の専門機関です。30年の時を経て、日本の労働力人口は1998年の6,793万人をピークに2015年には6,598万人と200万人減少し、最近の有効求人倍率も1.5倍に迫る、空前の人手不足が人々の生活に様々な影響をもたらしています。当センターは「ハローワーク」とも連携し、現在の日本が抱える労働問題ソリューションを目指して、「『失業なき労働移動』の架け橋」を標榜し、再就職者の支援、受入れ企業の求人ニーズに応えています。

3.ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか

仙台3年間の単身を終え、東京に戻ってから先輩ホルダーが主催するCDA勉強会に加えていただき、そこで感じたことは「CDAってなんて広い交流の世界があるのだろう!」。自分の時間を惜しんで資格Challengeの受験生をサポートする先輩ホルダーの「滅私の精神」に心打たれました。そうした「自分の利益を超えた、『教え、教わる、共に学ぶ』」CDAの風土に初めて触れて、これまで「会社中心・会社の論理」で生きてきた私にとって、全く違った光景を見せてくれたなんてすばらしい世界!と感動した次第です。そして取得後の勉強会の場を通じた、様々な方との出会いから、偶然から必然に「中高年を中心とした再就職支援」を志すようになったのです。

4.最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします

まだ私は再就職支援者としての経験は半年余りと浅く、駆出しですが、「1人1人のクライエントに向き合ってその人、その企業に幸せになってもらいたい。」と願う気持ちはCDA資格を経験したからこそ生まれたものと思います。現在のミッションである、「送出者(求職)と受け入れ企業(求人)のマッチング」は、その人の一生を左右する責任もあり、それ以上に人と企業との新しい出会いに役立つ事のできる「やり甲斐」もあり、それ故に学ぶことも多い毎日です。今から思うと、CDA資格との出会いから現職場ㇸの繋がりが私にとっては「プランド・ハプンスタンス」でした。これからCDA・CCを目指される皆さんにとっても、資格取得を通じてこれまでと異なる新しい世界・新しい出会いがあることを、そして資格取得後は更に、CDA・CCの仲間との交流を通じて、自らの自己実現と社会への貢献に両立できることを私の経験からもお伝えしたいと思います。

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