活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。
これが私が生きる道
人事
- 高見 賢 氏
- キャリアコンサルタント・ＣＤＡ [大阪府]
大学を卒業後、英会話スクール入社、その後、現在の株式会社あさひへ転職。入社以来、人事部にて勤務。約10年間、新卒採用をメインとした採用担当を経験し、３年前に人材開発セクションへ異動。
１．キャリアコンサルタント資格に興味を持ったきっかけを教えてください
約１０年間採用を担当した後に、人材開発セクションに異動したことをきっかけに興味を持ち始めました。採用に携わってきた従業員がよりイキイキと働ける組織にしていきたいという思いと、人事パーソンとして専門性を高めたい思いが重なったことがキャリアコンサルタントを目指す動機となりました。
２．キャリアコンサルタント資格をどのように活かしていますか
資格取得後、社内に「キャリア開発支援制度」を導入。
1.キャリア相談窓口の設置（希望者を対象にキャリアカウンセリングを実施）
2.キャリアデザイン研修の開催（対象者：入社６年目・入社１１年目の社員）
3.キャリアマネジメント研修の開催（対象者：４０歳の社員）
4.キャリア理論勉強会の開催（テーマ：自己概念・キャリアアンカー・転機など）
5.キャリア面談研修の実施
6.キャリア面談制度の導入（年１回全員が上司部下間で面談を実施）
各種メニューを通じて、一人ひとりが主体的に自分のキャリアを築いていけるように支援しています。各種施策を通じて「内的キャリア」の充実を支援しつつ、集めた意見を基に、「外的キャリア」の充実を図るために組織開発に関する提案を行っています。
３．ご自身にとってキャリアコンサルタント養成講座の受講や、資格取得はどのようなものですか
養成講座をきっかけに「自己啓発」をすることにより自らを成長させる喜びを知りました。キャリア支援をやりたい！との思いからキャリアコンサルタントを目指しましたが、養成講座を通じて、自らのキャリア・自己概念を内省するとても良い機会になったと記憶しています。
ただ単に資格取得をするだけでなく、自分自身についてよく考え、知ることができました。
また一人だけで学ぶのではなく、同じ目標を持ったクラスメイトと共に学べたことも良い思い出になっています。同じクラスで学んだメンバーだけでなく、講師の方々、もしくはキャリアコンサルタントの先輩方と人的ネットワークを築く大きなきっかけにもなりました。
４．最後に、受講検討中の皆さまへメッセージをお願いします
キャリアコンサルタント養成講座は自分自身のことをより知ることができる貴重な経験を積むことができます。
私は講座受講前はキャリアコンサルタントの役割は「自己の経験を基に、キャリアビジョン策定や能力開発の具体的なアドバイスをする」ものだと思っていました。講座を受講し、資格を取った今、キャリアコンサルタントの役割は「一人ひとりが自らの人生を、価値観を、大切にしたい思いを実現するためのサポートをする」ものだと考えています。
キャリアコンサルタントは関わる人々が自分らしく、イキイキと生きていく支援をすることができます。是非とも挑戦してください！！