03-5294-5030

10:30~17:30
(木曜日・祝日を除く)

キャリアコンサルタント・CDAにインタビュー

人の力になりたいという気持ちが原動力!それが社会の役に立つのがキャリアコンサルタント資格です!!

活躍事例として、キャリアコンサルタント・CDAへインタビューした内容をご覧いただけます。

インタビュー一覧はこちら

「いま、企業に求められるキャリア支援とは2026」人を大切にし、活かす。古河電工のキャリア形成支援と 厚生労働省の描くキャリアコンサルティングの未来(古河電気工業編)

Event Report

  • 古河電気工業株式会社  加藤昭男様 氏
  • 古河電気工業株式会社  戦略本部 人材・組織開発部キャリアサポート室 室長

1982年古河電気工業入社。入社以来人事労務部門、国内・国外の関係会社出向経験を経て、2010年人事総務部長を歴任。グループ関係会社社長を務めるかたわら、2021年6月の同社キャリアサポート室設置に検討段階から携わり、現在はキャリアサポート室にて古河電工グループ社員のキャリア形成支援に携わる。国家資格キャリアコンサルタント

イベント骨子

労働市場の変化が加速し、働き方の多様化が進むなか、従業員一人ひとりのキャリア形成を支援する体制づくりが、企業にとって喫緊の課題となっています。人口減少による人手不足、DXやAIによる産業構造の変化、職業人生の長期化など、企業も従業員も新たな環境への対応を迫られる時代において、組織的なキャリア支援をどう実践していくべきなのか。そのヒントを探るべく、日本マンパワーでは2026年1月18日(土)にオンラインイベントを開催し、国と企業の第一線で活躍するお二方をお招きしました。

第1部では、厚生労働省 (キャリア形成支援室長)の平川雅浩様から、『企業におけるキャリア形成支援とキャリアコンサルタントの役割』というテーマで、職業能力開発促進法に基づく企業の責務、キャリアコンサルティングの実施状況、そして「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」について解説いただきました。

第2部では、古河電気工業株式会社キャリアサポート室・室長の加藤昭男様より、『人を大切にし、生かす古河電工のキャリア形成支援』として、2021年6月のキャリアサポート室設置から現在に至るまでの実践事例をご紹介いただいております。

1|キャリアサポート室を設置した理由──変化する働き方と、社員のキャリアに向き合う必要性

まず私たちがキャリアサポート室を設置した理由からお話しします。 今、働き方や価値観は大きく変化しています。社員一人ひとりが「自分はどう働きたいのか」「どんなキャリアを描きたいのか」を考える時代になりました。

しかし、当時の社内には、そうした思いを受け止める場や仕組みが十分に整っていませんでした。 そこで私たちは、「人を大切にし、生かす」という古河電工の理念をキャリア支援という形で実現するため、2021年6月にキャリアサポート室を立ち上げました。

社員が自分のキャリアを主体的に考えられる環境をつくること。 これが、私たちが最初に掲げた目的です。

2|キャリア支援の仕組みづくりに向けて、まず向き合った課題

キャリアサポート室を立ち上げるにあたり、私たちは現状の課題を丁寧に整理するところから始めました。

  1. 社員が気軽に相談できる場がない

  2. 上司のキャリア支援スキルにばらつきがある

  3. キャリアを考える機会が少なく、自律的なキャリア形成が進みにくい

これらは、制度をつくるだけでは解決できません。 社員が「相談していい」「キャリアを考えていい」と思える雰囲気づくりが必要です。

そのために、

  1. どの層にどのタイミングでアプローチするか

  2. 相談体制をどう整えるか

  3. キャリア支援を組織文化として根づかせるには何が必要か

といった点を議論しながら、段階的に施策を整えていきました。

3|年間数百件の面談で、社員のキャリアに伴走する

キャリアサポート室の中心となるのは、社員一人ひとりに寄り添う“面談”です。 私は、面談こそがキャリア支援の核だと考えています。

● キャリア相談(年間約40件)

社員の不安や迷いに耳を傾け、キャリアの方向性を一緒に整理します。

● キャリア研修後の開発支援面談(183名)

研修で得た気づきを行動につなげるため、個別にフォローしています。

● 新卒2年目・出向者・キャリア採用者へのPC面談(250名)

キャリアの節目に合わせて面談を行い、早期のキャリア形成をサポートしています。

これらの面談は、単発の施策ではありません。 社員が自分のキャリアを主体的に考え、行動に移せるように、継続的に伴走するための仕組みです。

4|キャリア自律を文化として根づかせるために──情報発信・資格取得支援・セカンドライフ支援

私たちがめざしているのは、キャリア支援を“制度”として整えるだけではありません。 社員が自然とキャリアを考え、行動できる“文化”をつくることです。

そのために、以下の取り組みを進めています。

● 社内セミナー・キャリアコラム

キャリアに関する情報を継続的に発信し、考えるきっかけをつくっています。

● セカンドライフ支援

中高年層に向けて、キャリアの再設計を支援しています。

● キャリアコンサルタント資格取得支援

説明会には97名が参加し、社内のキャリア支援人材の育成にも力を入れています。

こうした取り組みを通じて、社員のキャリア自律意識は着実に高まっています。 また、上司のマネジメント力強化にもつながり、組織全体の活性化にも寄与しています。

 

 

■ PDFでは、取り組みの裏側・検討プロセス・社員の変化を詳しく紹介

本記事は講演内容を圧縮したものです。 完全版PDFでは、以下のような“現場のリアル”をより詳しく確認できます。

  • キャリアサポート室設置の検討プロセス

  • 面談設計の具体的なフロー

  • 社員の反応・変化・成果

  • キャリア支援を組織文化にするためのポイント

  • 上司支援の取り組みと課題

キャリア支援を実務レベルで強化したい企業の方は、ぜひ完全版レポートをご覧ください。

インタビュー一覧はこちら