クラスメイトと協力して学習
吉野 初美さん
- 第20回試験 合格
- 第20回養成講座 受講
- クラスメイトと協力して学習
キャリアコンサルタント養成講座を受講した理由
大学のキャリアセンターに所属しており、キャリアセンター職員であれば資格を取らなければと思ったのがきっかけです。資格を取得し力を付けることで、より学生から満足・安心してもらえるようになりたいと思いました。また、キャリア教育やキャリア支援にも興味を持っており、いずれは学校の先生方の支援もしてみたいと思っていたからです。
キャリアコンサルタント養成講座について
○スクーリング
「毎日／毎週コツコツ一定時間学習」
スクーリングでは年齢や職種が異なる人同士で学んでいたため、たくさんコミュニケーションを取り、知見を得られるように意識していました。私は通学クラスでしたが、休み時間なども話をすることができ、お互いのことがよく知れて仲が深まったため、スクーリングが終わった後も共に国家試験を乗り越えました。
修了認定試験に向けては、テキストや精選問題集、ネットの一問一答などを繰り返しとき知識を定着させました。また、講座中の講師の発言をメモしていたものも役立ったと思います。
○通信教育
「毎日／毎週コツコツ一定時間学習 」
内容が難しく理解することが出来るか不安もありましたが、なるべく早めに終わるように計画的に進めました。
試験対策について
<実技試験対策>
「毎日／毎週コツコツ一定時間学習 」
○論述試験
過去問を解いたらスクーリングのクラスメイトと解答を見せ合い、皆でより良い回答を模索しました。色々な視点をもらいながら、だんだんと自分なりに書けるようになっていきました。また、過去問を解くときは時間を意識しながら行い、時間通りに終われる様に練習しました。文量がかなり多いので、時間を測って練習することをお勧めします。
論述試験対策コースは日程が合わず受講できませんでした。論述は最後まで不安が残っていたため、日程が合うのであれば、論述試験対策コースの受講を強くお勧めします。私は代わりに、実技試験対策映像講座で論述のポイントを掴みました。いつでも何度でも映像を見られるのは良かったです。
○面接試験
スクーリングのクラスメイトと月２回、直前１ヶ月は毎週、ロープレの練習を行いました。直前期に１回だけ対面で集まりましたが、その他はZOOMで行い、とにかく数をこなすようにしました。
面接試験トレーニング特化コースは、少人数で行うので講師の方がじっくり見てくれて、安心して受講できました。ロープレに不安がある方は、是非受講をお勧めします。
<学科試験対策>
「毎日／毎週コツコツ一定時間学習 」
まず養成講座修了後、早速過去問を解いてみましたが時間内には全然終わりませんでした。ただ、解き終わったら、丸付けをしながら自分でテキストや情報集等を使い根拠資料を確認し、自分オリジナルの解説集を作りました。時間は掛かりましたが、ネットの解説ページを読むだけより知識が付き、力になったと思います。直前１週間は過去３回分を繰返し解き、知識を定着させました。また、１回分を時間を測って解く「たて解き」と、分野ごとに横断して解く「よこ解き」を組み合わせることで、自分の弱みを知り、それを踏まえて重要箇所等を覚えていきました。
時事問題系は、スクーリングのクラスメイトで各分野、詳しい人に解説してもらいながら協力して学習していました。
感想や応援メッセージをお願いします
○キャリアコンサルタント養成講座について
仲間とのよき出会いの場になりました。
また、自分を見つめ、振り返る時間となり、それ以降迷いや気持ちが揺らいだ時にも自分で落ち着かせられるようになりました。
○国家試験に合格して
長い時間頑張ってきたのでとても嬉しかったです。今後仕事に活かすため、知識技能の向上を目指そうと、更に身が引き締まりました。
また、周りの人たちがとても喜んでくれたので、応援してくれていたことに感謝すると共に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
予想以上に大変で何度も挫けそうになり、自信を失うことも多かったですが、何よりもやり遂げたことが自信になりました。これだけ勉強を頑張ったので、しっかり仕事に繋げていきたいと思いました。
○これからの受験生へ一言！
キャリコン試験は落とすための試験ではありません。より多くの方と仲間になりたいと思っています！試験の内容、採点の観点は試験団体からのメッセージではないかと思います。できないことばかりに目を向けず、これが試験団体が望むキャリコン像なのか、と今一度考えてみるといいかもしれません。
色々な方から色々なアドバイスを受けるかもしれません。受け入れられないものは流してしまって大丈夫です。受け入れられるものを活かしていきましょう。
辛いことや不安なことが多いかと思いますが、必ず今の頑張りは実を結びます。不安な気持ちをもつご自分も大切にし、一歩一歩前に進んでみてください。みんな仲間です。