試験対策講座を活用し、効率的に学習！
鈴木 裕光さん
- 第21回試験 合格
- 第21回養成講座 受講
- 試験対策講座を活用し、効率的に学習！
キャリアコンサルタント養成講座を受講した理由
役職定年が近づき、定年や再雇用を見据えた時、会社内の居場所確保のためにも強みが必要だと思いました。人事部に所属し、メンタルヘルス関連の業務知識や資格を持っていること、転職を経験していることなども、このキャリアコンサルタントをやっていくうえで活かせるのではないかと思い資格を取得しました。
キャリアコンサルタント養成講座について
○スクーリング
「出勤・休憩時間等のすきま時間で効率よく勉強 」
通学で受講しました。キャリア・カウンセリングともに「理論」を学べたこと、講師の言動に他の受講生がどのように反応しているかを目の当たりにすることで、自分の感覚との違いを知れたことも学びになりました。
修了要件を満たすための学習は、通信教育の動画とレジュメを重点的に復習しました。
○通信教育
「毎日／毎週コツコツ一定時間学習 」
解説講義にはレジュメもありますが、シンプルでわかりやすかったです。添削問題は当時の感想は「こんなに細かいところまで問われるのか」というものでしたが、実際の試験問題を体感するものとして良い教材でした。まずはスクーリングで学んだことの復習、および自身でテキストを読んだうえで自力で解き、わからない問題はテキスト等で徹底的に調べながら学習しました。
試験対策について
<実技試験対策>
「短期集中的に詰め込みで勉強」
○論述試験対策
論述（そしてロープレ）は経験代謝のフローそのものです。
私は実技試験対策映像講座に頼りました。
付属の模擬問題を解く→動画解説を繰り返し見る→自分の記述内容を見つめる。その後、直近3年分の過去問を制限時間内で解いてみる
この学習をすることで経験代謝の大切さを理解し、どこがポイントなのかを自身に刷り込ませることができました。
また、時間内に解答用紙に記入する体験をしておくことで、本番でも慌てないマインドづくりができると思います。
論述は過去問にも「模範解答」が示されていないのでネットの情報に惑わされてしまいがちですが、この学習方法は、かなり効率的だったと自負しています。
○面接試験対策
「何が正しいのか」「最低限のフロー」を知った上でないと、学びが深まらないと思ったので、「面接試験トレーニング特化コース」を受講しました。講師から適切なフィードバックをもらうことができるのでお勧めです。また、この講座内で行ったロープレの逐語録を作成して何度も繰り返し振り返りました。そのおかげで自身のクセやどの部分がまだ力不足なのかを体感できました。
<学科試験対策>
「出勤・休憩時間等のすきま時間で効率よく勉強 」
テキストをを読了して知識をインプットし、過去問でアウトプットしていきました。学科試験の2週間前くらいからはラストスパートとして苦手分野をつぶすことに注力しました。その際「速修ポイント＆問題集6訂版」が非常に有益でした。学科試験における統計問題への対処に苦慮していましたが、この問題集は労働経済の分析、労働力調査、その他統計問題をコンパクトかつ最新データに添ってまとめられており、かつテーマ別に学べるので自分が苦手だと思う部分だけチョイスできます。これは本当に活用し倒しました。
感想や応援メッセージをお願いします
○キャリアコンサルタント養成講座について
自身のキャリア形成を見直す場にもなった気がします。もちろん今後の仕事にも活かしたいと思いますが、自分自身の生き方（これまで、そしてこれから）にも良い影響を及ぼしたと思います。
○国家試験に合格して
一発合格を最低限の目標にしていましたが、試験直後は合格の核心が持てませんでした。そのため、合格してとにかく「ホッと」しました。
これからは、人事部に在籍しているため、せっかく養成講座で得た「学び」を社内に研修として広めていけたらと思っています。
さらに、中高生向けに、就活よりももっともっと早い時期に「働くって何？」を考えてもらう「場づくり」や、キャリアよりも何よりも、まずは自分自身のこと、自己概念を知るための手段を広めていけたらな、と思っています。
○これからの受験生へ一言！
不安になるかと思いますが、試験対策講座をうまく利用して正しく対策を行なえば、学びが深まることで、むしろ「楽しく」なります。
ネットの情報に振り回されずに、皆さまも自分自身を信じて試験まで「学び」を進めていただけたらと思います。