自力と他力を上手にミックスして、合格へ
高村 美智子さん
- 第20回試験 合格
- 第20回養成講座 受講
- 自力と他力を上手にミックスして、合格へ
キャリアコンサルタント養成講座を受講した理由
今後のキャリア、自分のやりたいことを考えて受講を決めました。
1.以前に心理カウンセラーの勉強をしたことや、現在はそれを活かしての職業ではなく秘書やアシスタント業務をしている中で、「私、本当にこの仕事を続けたいのか?」と思い、今後は何か人の人生に寄り添うような仕事をしたいと思いました。色々調べていく中で、国家資格にもなったキャリアコンサルタントの資格を取ることで、何か今後の転職にも活かせ、人事や能力開発の仕事に繋げたいと思い受講に向かいました。
2.「キャリア」と聞くと少し難しい、限られた人だけのものと思いがちだが、日本でも自分のキャリア、人生を振り返り、考え、サポートをしあう環境が広がったらいいなと思い、資格取得をすることで何かその一歩が踏み出せたらいいと思いました。
キャリアコンサルタント養成講座について
○スクーリング
「毎日/毎週コツコツ一定時間学習」
オンライン形式のクラスを私は受講しました。クラスメイトと交流できるのかな、とか学びが深まっていくかなと当初心配を抱えていました。しかし昼休憩中に交流する時間があったり、ペアワーク・グループワークも多く、対話も重ねることができ、学びが深まっていきました。またオンラインならではの面談(ロールプレイ)のポイントや場づくりの留意点等を講師、受講を通して学べたことは嬉しかった。
修了認定試験へ向けてはテキスト・解説講義映像から理論家の理論や制度など、ポイントになりそうな箇所を集中し覚えるとともに、スクーリングのレジュメを見直し、講師がその中で言っていたことを思い出しながら復習をすることで準備しました。
テキストの中で理論や制度などポイントになるところを集中し覚え、レジュメを復習した。
○通信教育
「毎日/毎週コツコツ一定時間学習 」
これまでテキストに動画とたくさんの教材がある中で、通信教育へ取り組んだことがなかったので、どの様に学習を進めていこうか、自分自身の理解が深まっていくのか心配した部分も当初はありました。その中で、徐々にではありますが、テキストを見てからその単元に紐づく動画を視聴して、自分なりの理解をノートに要点として書く。これを繰り返した後に修了条件の添削問題を解くという学びのサイクルができてきました。その過程で全体観をつかめ、またつかめたことで自分自身が苦手としている領域や逆に得意な領域等の把握ができたので、理解も深まっていきました。
試験対策について
<実技試験対策>
「毎日/毎週コツコツ一定時間学習 」
●自力と他力のミックス、使い分けをする
実技は効率的に対策を進める意味でも「他力」プロにお願いすることとしました。具体的には「論述試験対策コース」、「面接試験基礎完成コース」、「面接試験トレーニング特化コース」を受講しました。特に「論述試験対策コース」は様々な憶測での情報が広がる中、プロ=お金をかけることで情報の選別時間を省き、解答のコツをつかむことができたのでとてもよかったです。面接試験関連講座についてもキャリアコンサルティングの技能等、”なんとなく”疑問に思っていたことも受講を通して解消でき、ロールプレイにおける自分の癖についてもわかり、本当に貴重な時間となりました。自分自身がお金をかけて学んだという自信と、スクーリングクラスメイト間で練習をしたり、都度進捗共有をしたりしながら、徐々に自信がついてきたのかなと思っています。
<学科試験対策>
「毎日/毎週コツコツ一定時間学習 」
●自力と他力のミックス、使い分けをする
学科試験については養成講座テキストの復習と日本マンパワー「速習ポイント&模擬問題集」、過去問題を何度も行うことをしました。基本的にはこれらを活用した「自力」での対策となりました。その上で「他力」についてはスクーリングのクラスメイト間で様々に情報交換を行いながら、自分にフィットしそうな学習方法等を収集するなどしていました。
①養成講座テキストを復習し、その理解をノートにまとめる
②「速習ポイント&模擬問題集」を持ち運んで通勤時に問題を解
き、解説を見る
③休日に2時間程度かけて過去問を解き、解答を見ながら採点
⇒これらを一通り行うと自分の苦手分野がわかってきたので、そこに重点をおいてまた②読む、解く、①で書く等を行い、徐々に覚えていく様にしていきました。過去問は3回分行い、最後は80点を超えるくらいまでやりこみました。「速習ポイント&模擬問題集」は5周は行いました。
感想や応援メッセージをお願いします
○キャリアコンサルタント養成講座について
人の話を聴くことの難しさと奥深さ、今までの理論などから分析や人生のおいてキャリアってなんだろうと考える場となりました。
○国家試験に合格して
生き生きと働き生きていける社会を目指す。
まずは、受験勉強中に念願だった人事の仕事に転職ができました。今は転職後の会社で研修や教育担当をさせていただいているので、今後は自分で発案した研修や社内の制度等を実行していくことを通して、働きやすい風土づくりを目指していきたいです。また週末などにキャリアコンサルタントの仕事やイベント等で徐々に相談実務を重ねていきながら、働く人、特に女性が働くにあたってのサポートをしていくことで、その人にしかできない仕事を生き生きと取り組んでいけるような支援者になること、誰もが心豊かに働き、能力を活かし合える社会づくりを目指していきたいです。
○これからの受験生へ一言!
自分の努力を信じて、進んでください。