キャリアコンサルタントとは

キャリアコンサルタントとは、2016年4月より創設される国家資格で、個々人の適性や職業経験に応じて職業設計を行い、これに即した職業選択や能力開発を効果的に行う専門家です。日本マンパワーが養成するキャリアコンサルタントは、個々人が経験の内省を通じて、社会の中で自分らしく活躍する方向性に気づき、実現できるように支援することを大切にしています。キャリアコンサルタントは、企業の人事・教育関連部門、大学のキャリアセンター、公的就業支援機関、人材紹介・人材派遣会社など、幅広い分野で必要とされています。

国家資格としてのキャリアコンサルタント

国家資格としてのキャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントは職業能力開発促進法において国家資格と定められています。同法では、キャリアコンサルタントとは、「キャリアコンサルタントの名称を用いて、キャリアコンサルティングを行うことを業とする」とされています(第30条の3)。このキャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」と定義されています(第2条第5項)。
また、「キャリアコンサルタントでない者は、キャリアコンサルタントやそれに紛らわしい名前を用いてはならない」とされ(第30条の28)、いわゆる名称独占の資格だといえます。

キャリアコンサルタントは、信用を傷つけたり、不名誉な行為をしたりすることを禁じられ、守秘義務の責任が課せられています(第30条の27第1項、第2項)。秘密を漏らした者や、名称使用の制限に違反した者には罰則も規定されています(第99条の2、第102条の3第4項、第5項)。

キャリアコンサルタントは登録後5年ごとの更新が必要です(第30条の19第3項)。

キャリアコンサルタントとは キャリアコンサルタントの名称を用いて、キャリアコンサルティングを行うことを業とする。
キャリアコンサルティング
の定義
労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと。
登録と更新 試験合格後キャリアコンサルタント名簿に登録。5年ごとに更新。
義務 信用毀損・名誉毀損の禁止。守秘義務を負う。
名称独占 キャリアコンサルタントでない者は、キャリアコンサルタントやそれに紛らわしい名前を用いてはならない。

キャリアコンサルタントが国家資格となった背景

働き手が自らのキャリアについて主体的に考える習慣

衆議院厚生労働委員会での質疑によると、国は、企業を取り巻く環境の変化する中で、経済成長を持続的にするため、働き手が自らのキャリアについて主体的に考える習慣を身に付ける環境を整備することが重要であり、そのためには、定期的なキャリアコンサルティングの機会を提供することが重要であるとしています。
このため、今回の法律の改正によって、キャリアコンサルタントを名称独占資格として位置づけ、更新制度を通じた資質の確保を図りつつ、キャリアコンサルタントを計画的に養成していくとしています。また、平成27年度には、キャリアコンサルタントを活用したキャリア形成の仕組みを導入・実施した事業主に対する助成も創設されています。

さらに、日本再興戦略改訂2015でも、働き手がそれぞれの節目において、定期的にキャリアコンサルティングを受ける機会(仮称セルフ・キャリアドック)の整備が盛り込まれています。こうした取組み等を通じ、国は、キャリアコンサルティングの重要性を広く周知すると共に、企業内におけるキャリアコンサルタントの活用を進めていきたいとしています。

企業内でのキャリアコンサルティング体制整備についてはコチラ

キャリアコンサルタントが活躍するフィールド

企業・組織の中で

人事で活躍

企業・組織の人事・教育、人材開発部門で、採用や定着支援、働く人の意欲や能力開発に関する施策の企画立案・実行に携わります。また、企業内のキャリアカウンセリング室などで直接カウンセリングに携わる場合もあります。また、ラインのマネジャーなどが、面談や日ごろの対話の中で部下同僚のキャリア形成を支援したり、チームビルディングに活用したりするケースも見られます。
キャリアコンサルタントの声

人材派遣会社・人材紹介会社で

人材ビジネスで活躍

コーディネーター職や営業職などで、派遣スタッフや転職希望者と求人企業との間に立ち、双方にとっての適切なマッチングを行ないます。この業務においては、求職者との信頼関係を構築する力や、スキルだけでなく、仕事への意欲や潜在的な能力を見出す力が求められ、キャリアコンサルタントの専門性の発揮が期待されます。
キャリアコンサルタントの声

公的就業支援機関で

行政で活躍

ハローワークなどの公的就業支援機関で、求職者の自己分析から職業選択、実際の求職活動などの支援に携わります。求職者との対面での相談を行なうほかに、求職スキルなどに関するセミナーの実施に携わるケースもあります。
キャリアコンサルタントの声

大学などの教育機関で

学校で活躍

大学のキャリアセンターなどで、学生の自己理解・自己分析や進路選択、企業研究、求職活動などの支援に携わります。また、学内のキャリア教育のプログラムを立案・実施などの活動を行なっています。
キャリアコンサルタントの声

独立キャリアコンサルタントとして

独立で活躍

上記の各組織に所属せず、独立してキャリア形成支援活動に携わっているケースです。企業・団体等に委託されて、従業員等にキャリアカウンセリングを実施したり、学校等でキャリア教育の指導者や講演活動を行なったりしています。業界に特化したり、社会保険労務士などとのダブルライセンスを保有するなど、独自の専門分野を持って活動しているケースが見られます。
キャリアコンサルタントの声


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