社員研修において関係のあった社会保険労務士の方から、「キャリアコンサルタントが国家資格になったので、資格を取られ ては如何ですが？　受験のために日本マンパワーの講座を受講するのが良いのではないか」との進言を受け受講を決めました。

受講当初は未知の世界と、未知の方々との交流にあたって、講座への 参加は本当に緊張の連続でしたが、クラスの中で一番の年長者（当時７５歳） として、又、持ち前の関西魂を生かして、講座の中では講師に対して、遠慮なく、 質問や意見を述べたりして、教室内を活気付けたり、和ませたりしたことを 本当にいま懐かしく思い出しております。
いま講座のことを振返ると、笑顔と厳しさを持ちあわせた素晴らしい講師と クラスメイトに恵まれたため本当に自分自身の再発見と、自分以外の人との 新しい関わり方に対して、目覚めさせて頂き、素晴らしい受講経験ができた と確信をしています。

現在は、各企業の社員教育研修やコンサルティング等を通して、経営者、管理者、一般社員の方々からの悩みや相談などにキャリアコンサルタントとして専門性を活用しています。また私自身がスポーツ業界での長いキャリアを持ち合わせている ことから、各種スポーツ団体やＮＰＯ団体などからスポーツマンの悩みや、就職に対する講義、講演の依頼があるので、支援内容の企画立案に講座で学んだことを生かせています。
この様な分野特有のキャリアコンサルタントとしての支援など新しい路線の拡大を図りながら、同じ資格取得者の方々などにも活躍の場として、今後ご紹介（情報提供）をしていきたいと思っています。

講座で学んだ非常に貴重な内容は、試験合格の為の研修として捉え真剣に取り組んできたことには間違いはありませんが、当初から「合格」ということが最終の目的で無かったので、この貴重な経験と知識の実践から得られるものと、引き続き自ら研修を重ねていくものとのバランスをうまくとりながら、「合格」の先の私の大目的である、「利他への実践」＝「如何に他人を幸せに出来るか」という実践を達成する為、今後の残りの自分の生涯をかけていく強い意志と、覚悟を持ち続けて参ります。

私のような年齢になりますと、試験勉強も朝４時から夜の１１時までを１ヶ月半集中して行うという努力が必要でした。
これは同じクラスの方々との学習を通しての交流が本当に素晴らしく、元気付けられ努力を継続することができました。

受講を検討されてる方におかれましては、「今の自分の果は過去に因があり、未来の自分の果は、今の因で決まる！」ということと、「試験の合格」が最終の目的ではなく、「合格」の先の大目的を必ず設定をしておいて頂きたいと思っております。

そして、この講座が終了してからの資格取得後の様々な方々との出会いや交流も、本当に素晴らしいですよ。