受講生に聞いてみました!
通学講座レビュー -妻との原体験から決めたキャリアコンサルタントの資格取得

北村 尚也 (キタムラ ナオヤ) さん[栃木県]

プロフィール

大手日用品メーカーに入社後、新技術の開発や、新規プロジェクトの立ち上げ等、一貫して立ち上げ業務に従事。社内では有志活動チームの共同発起人として、社内外の交流を企画・実施中。 社外では起業イベントの参加をきっかけに、一歩踏み出そうとされている方々の就職活動を支援中。誰もが自己実現できる社会を目指し、仕事・有志活動に熱中している。
この講座を選んだ理由・きっかけ
専業主婦でキャリアブランクが長かった妻が、再就職に向けて一歩踏み出そうとした際、パートナーとして、十分に気持ちを理解できていなかったことや、ブランクがあっても、当たり前のように働きがいを取り戻せる社会にしたいと思い、キャリアコンサルタントの資格取得を決意した。 「より高い専門性を身につけたい」と考え、指導に定評のあった日本マンパワーを選択した。
この講座を受講してみて
クラスは9名と少人数で、講師と受講生との距離感も近く、和気あいあいとした雰囲気で楽しく学ぶことができた。授業の最後には、必ずロールプレイングを実施するが、信頼できる仲間とのロールプレイングであるため、自身が本当に悩んでいることをお互いに話をすることができ、臨場感のある相談内容を数多く経験できた。 また、ラーニングサポーターさんのフォローが手厚く、講座終了後~試験までの間も、クラスメイトやキャリアコンサルタントの先輩方と定期的に集まり、切磋琢磨しながら受験勉強を進められた。

講座終了後に1か月ほど休息をとり、試験勉強の計画と情報収集を念入りに行った。合格者の体験談を聞き、面接対策にもつながる論述の勉強からスタートした。 論述対策は養成講座中に十分な時間が確保しづらい内容なので、日本マンパワーのプロ講師からアドバイスを頂きながら、自分の型を固めていった。論述対策を早めに実施することで、クラスメイトと継続していたロールプレイングや口頭試問にも、学びを反映できたと思う。結果、試験直前は学科に時間を割くことができた。

仕事の合間で勉強しなければならなかったので、隙間時間でアプリを活用して学習する学科と、時間や場所が必要となる実技で勉強の仕方を明確に区別しながら学習するようにした。そして、何より毎週末ロールプレイングで顔を合わせるクラスメイトやキャリアコンサルタントの先輩方と励まし合い、情報交換しながら勉強を進められたため、モチベーションを維持することができた。 試験当日も、受講生同士で試験会場の入り口に集まり、励まし合ってから受験に臨み、最終的にクラス全員がキャリアコンサルタントの資格を取得した。

毎週末、宇都宮から大宮まで電車で通うことになり、体力的にも大変な時期があったが、信頼できるクラスメイトとの学びが、この上なく楽しく、最後までやり遂げることができた。 講師、ラーニングサポーター、クラスメイトの皆さんには、感謝しかありません。
受講を検討されている方へ
キャリアコンサルタントの学びを通じて、私は多くの仲間に出会うことができ、多様な考え方に触れることができたので、結果、自分自身に対する理解も深まりました。 「自分はこういう考えを大事にしているから、こういう事が起こると感情が動くのか」と理解できるようになったため、以前よりも自己統制が取れるようになりましたし、自分の事を好きになることができました。

自分がどのような環境で何をしていると幸せに感じるのか、今では理解できるため、自分を大切にすることもできます。自分を大切にしながら、周りの方々のよりよい人生をサポートできるキャリアコンサルティングを、ぜひ一度、体験してみていただきたいと思います。
講座で学んだことをどのように活かしたいですか
ボランティア活動として継続している大学生の就職活動支援では、キャリアコンサルタントとして学んだ傾聴の姿勢や、自己概念の影に関わるコンサルティングを意識しながら関わることで、クライアントからのリピート率が上がったことを実感している。

一方で、若い方々の支援には自己実現に向けた選択肢を複数提示できる力も重要となるため、現在はコーチングの手法についても学びながら、よりクライアントの期待に沿ったキャリアコンサルティングができるよう意識している。 将来的には、これから社会に出ようとされている大学生や、キャリアブランクの長い方々が一歩踏み出すサポートができるように、仲間達と共にNPO法人などを立ち上げ、組織的な活動につなげていきたいと考えている。

受講講座:第23回キャリアコンサルタント養成講座 埼玉Aクラス