受講生に聞いてみました!
通学講座レビュー -養成講座を通した、ありたい姿の探索とキャリアコンサルタントとしての展望

岸本 実 (キシモト ミノル) さん[東京都]

プロフィール

大手精密機器メーカーにて品質保証、技術職を経験、現在はグローバル生産統括部門の化成品製品の責任者。国内外の製造拠点への赴任経験より、日本の地方や海外異文化でのコミュニケーションの多様性理解と難しさを経験。50代に入り人生100年時代の自身の生き方を考え、多様性を図るために国家資格キャリアコンサルタントに挑戦、合格とともにCDA(キャリア・ディベロプメントアドバイザー)を取得し、本業とともに多様な活動を展開中
この講座を選んだ理由・きっかけ
興味のきっかけは、海外赴任からの帰任と50歳になるタイミングが重なった時期に、先輩の定年後の働き方、人生100年時代の世の中の変化感じて、会社以外のもう一つの人生の活躍軸を創りたいと思ったのがきっかけです。その過程でもともと社内人材の教育支援などを業務の枠を超えて活動していたことが、自分の学び、喜びにもなっていたことがありキャリアコンサルタントが目に留まりました。

日本マンパワーの講座を選択したのは複数の受講機関の説明会に参加した中で、資格取得をゴールとしておらず、その後の活用、活躍のためという点を強く感じたところと日本にキャリアカウンセリングを導入し独自の考えに基づき教育をされていることに共感したからです。また、国会資格とCDA同時取得も魅力的でした。
この講座を受講してみて
大満足でした。良かった点は複数あります。

1つは まず、この講座を通じて自分の人生、経験、考えをじっくりと振り返り、自分がどうありたいか?何をしたのか?の『ありたい姿』がより明確化しました。

2つ目は、理系の学びをしてきた人間としてはじめて心理学の論理、手法を学び自分が経験した人生・仕事での葛藤、壁がすでに研究されており、参考にすべき考え、ベターな解決論が示されていた事に気づけた点。

3つ目は、講座を通じて講師、同期生、同門、JCDA(日本キャリア開発協会)の中で資格取得後も切磋琢磨、相互サポートしあえる環境に身をおけている事です。

試験に向けては、1人で情報収集したり、学習モチベーションを保つさらには、面談練習をするのは限界があると思います。 その意味で、講座同期との学習会、学習情報の情報交換は大いに助かりました。また、同時に日々の学習習慣の形成と日本マンパワーの講座受講による定期診断をしました。

1つめの学習会は、同期、すでに国家試験に合格された有資格者よりロールプレイ練習を通じアドバイスをいただき向上を図りました。
コンサルタントとしての練習に加え、シナリオを用いて相談者役をやることでも多くの学び、気づきがあり多様な人生観、苦労を理解するのに有益できた。

2つ目は学科学習で、日常では過去問を隙間時間を利用したり、帰宅途中のカフェで10問だけとくなど時間効率を上げ少しでも日々学習するようにしました。間違えた部分を答え合わせし、そこから再学習し不明確部分を保管するようにしました。
また理論家などは自分で専用ノートでまとめそれを覚えたり、厚生労働省の白書は概要版をプリントし学習、自分の生活圏には存在しない、女性・育児・介護などの両立系も厚生労働省のサイトでガイドラインなど参考になる資料を見て学習しました。

3つめは、日本マンパワーの論述問題、面接特化の研修を利用し月毎に自分のスキル向上レベルと、熟練の講師より直接指導を受けることでさらに技術の向上をはかりました。
受講を検討されている方へ
養成講座は単にキャリアコンサルタントの資格をとるだけではなく、自分自身がどうありたいかを明確にできる素晴らしい機会だと感じています。
ありたい姿の探求とその先にある支援職の実現にむけがんばってください。資格取得後にさらに多くの楽しい学び、意識を同じくする仲間と出会えると思います。
講座で学んだことをどのように活かしたいですか
自分のありたい姿の追及と共に、キャリアコンサルタントとして、社内では部門内の相互コミュニケーションの向上、働きやすく、相互サポートできる部門の創出により、メンバーのエンゲージメントを高めたいと思っています。

社外においては、多様な研修、研鑽会を通じて継続的に学んでいくと共に、学生、留学生の就職の支援、女性活躍支援など時代と社会環境として必要とされるニーズに向き合えるコンサルタントとして支援をしていきたいと考えています。

受講講座:第22回キャリアコンサルタント養成講座 東京Aクラス