ちょっと一息

2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策NEW

2級キャリアコンサルティング技能検定試験を受験する意義、アドバイス、各講座の特徴

[2021/09/12]


 2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座の講師として活躍中の越智先生に、これまでの指導経験に基づいて、2級キャリアコンサルティング検定試験を受験する意義、学習上のアドバイス、各講座の特徴などについて語っていただきました。

 2級キャリアコンサルティング技能士を目指している方、受験を検討されている方はぜひご参考にしてください。




●今回お話を聞いたのは・・・
日本マンパワー
2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座
担当講師
越智直樹さん


2級キャリアコンサルティング技能検定試験を受験する意義

 国家資格取得後、様々な継続学習の道があると思います。自分が気に入った理論をとことん深めるも良し、学生相手や企業内など接する対象者を絞ってスペシャリストを目指すも良し。

 その中で、キャリアコンサルタントとしての「総合力」を高めていくことを望むのであれば、国家検定2級キャリアコンサルティング技能検定試験に挑戦してみるのも良い選択肢だと思います。国家資格キャリアコンサルタントは「標準レベル」とされ、2級キャリアコンサルティング技能士は「熟練レベル」とされています。前述の、理論や対象者を絞って専門性を極めていくのも、熟練レベルの総合力を身につけてからでも決して遅くはないと私は考えています。

 どんな相談者が来ても、またどんな相談内容であっても、安定的に相談者の役に立てる在り方と面談スキルを身につけること。その結果、世の中にもっともっと貢献できるようになることこれが、国家資格取得後に2級キャリアコンサルティング技能士を目指す意義だと思います。

よくある誤解
 

2級キャリアコンサルティング技能検定試験
について、「よくある誤解」というものがあります。それは、「国家資格試験(標準レベル)は“傾聴重視・相談者中心”だが、2級キャリアコンサルティング技能検定試験は“問題解決・アドバイス中心”だ」というものです。

 こういった誤解をされている方のロールプレイを拝見すると、せっかく国家資格学習時に学んで身につけた相談者中心の姿勢や傾聴スキルをあまり用いず、キャリアコンサルタント主導で浅い問題解決に走っている「もったいなさ」を感じます。

 確かに2級キャリアコンサルティング技能検定試験では、ある程度今後の方向性を相談者と一緒に見出せるようにする必要があり、傾聴の先に進む必要がある場面も出てきます。しかし、あくまでも「相談者自身が、自分で、自分にとって意味のある目標や方向性を見出せるように、相談者中心のかかわりで支援する」のが理想です。相談者の話を傾聴し、浅い理解ではなく深く感情や価値観に耳を傾けていくことから全ては始まります。その上でキャリアコンサルタントとしての「見立て」も行いますが、決して浅いレベルでの問題解決策を考えたり、相談者の欠点を探したりするのではない、ということを心に刻んでください。

 2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を受講される方にはこの辺りの感覚を講義と実践でお伝えしていきますが、独学で合格を目指す方も、「2級キャリアコンサルティング技能検定試験であっても、実務の場においても、キャリアコンサルティングは相談者に対する温かさが必須であり、相談者が主役である」ということは決して忘れないようにしてください。「問題」ではなく、まず「人」とかかわりましょう。

 ここからは、2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座の各コースの特徴をお伝えします。

【基本コース】でポイントを掴む


 1日かけて、じっくりと基礎から学んでいき、今後の自主学習・自主練習のポイントを掴むのに最適な講座です。午前中は「理解のパート」、午後は「実践のパート」となります。

 まずは、2級キャリアコンサルティング技能検定実技試験の特徴や評価区分の意味、面談の進め方に関する講義で理解を進めていきます。この講義は、過去参加者の皆さんから「経験代謝をベースにして、より深くシステマティックアプローチを理解できた」「2級試験に関する誤解が解けて、このような面談の仕方を身につければ、検定に合格するかどうか以上に、実務でもっともっと上手く相談者に向き合えそうだと思った」など好評いただいている部分です。少人数制で行うため、講師との質疑応答も十分に時間を取れます。

 続いて、講義で学んだことをより理解するために、ロールプレイの「悪い例」と「良い例」の映像をご覧いただき、参加者同士での意見交換や講師による解説を行います。こちらの「良い例」も、「決して一方的な問題解決やアドバイスではなく、相談者中心のかかわりや傾聴がベースとなっていて、今まで学んできたことがやはり大事なんだと感じさせられた。その上で、展開の仕方という新たな部分を学べた」という感想を多くいただいています。

 午後の実践のパートは2部構成です。まずは「11分間ロールプレイ」をし、相談者のことをしっかりと理解する傾聴が十分にできているか確認をします。やはり2級でも、傾聴・相談者理解がベースかつ重要であるためです。その確認ができてから、試験本番同様20分間のロールプレイと口頭試問を行います。2部とも、講師からの詳しいフィードバックがつくため、自分のできている部分、今後練習が必要な部分がしっかりとわかり、自主学習・自主練習の方向性を見出すことができます。

【強化コース】本番で通用する実力をつける


半日で行う強化コース最大の特徴は、「相談者役が試験本番と同等のレベルである」という点です。日本マンパワーが用意した技能検定試験に精通した2級技能士が試験本番さながらに相談者役を務めるため、本番同様のレベル感・緊張感で自分の実力試しをすることができます。
強化コースでは、講師からの基本的な解説は事前学習映像でご覧いただき、講座当日はほぼロールプレイと講師からのフィードバックで時間を使います。

 フィードバックは、面談の中で良かった点・改善ポイント双方をお伝えしますが、改善ポイントに関しては「この部分をもう一度やってみましょう」という“リトライ”をすぐに行うことで、頭での理解だけでなく「体感」として改善ポイントを落とし込むことができます。

 自分自身がキャリアコンサルタント役を行う際はもちろんですが、他の参加者がロールプレイを行う様子、および“リトライ”で改善した様子を見ることも非常に大きな学びとなります。濃密な半日になることでしょう。

【論述コース】ロールプレイや実務でも役に立つ

 

論述について最もお伝えしたいことは、「論述試験は、あくまでも“実技試験である”」ということです。

 当たり前、と思ったかもしれません。しかし、本当に実技のつもりで逐語や問題と向き合えているでしょうか。どこか、小手先の「うまい書き方のテクニック」を探そうとし、それにすがろうとしていたりしないでしょうか。逐語の文字のその先に、実際に生きている相談者がいると思って本気で向き合おうとしているでしょうか。

 逐語の先の、生身の相談者に本気で向き合うつもりで論述対策に取り組んでいけば、論述の力がつくだけでなく、ロールプレイの技量も向上するという一石二鳥が期待できます。この感覚を、本講座の講義とフィードバックを通じてお伝えしていきます。

 半日の本講座では、事前課題として2つの論述問題の回答を事前に提出していただくため、それに対するフィードバックがメインとなります。正解があるわけではありませんが、きちんと相談者の訴えを理解できているか、見立ては根拠を伴っていて飛躍が無いか、目標や方策は相談者の悩みや見立てと齟齬がなく効果的か、など講師の目線から良い点・改善ポイントをお伝えしていきます。

 また、表面的な書き方への指摘だけでなく、対話を通して「どのような考えでこの文を作成したか」という部分も一緒に考えていくことで、皆さんの「捉え方・考え方の癖」への気づきとなることもあります。過去参加者の方の声として、「論述の書き方が理解できただけでなく、自分自身の先入観や思い込み、癖に気づけたのが一番ありがたかった。きっとこれは論述試験だけでなくロールプレイや実務、もっと言えば日常生活にも役立つと思う」というものも寄せられました。ぜひ、充実した学びの時間になれば、と願っています。

現在のクライエントや将来のクライエントの幸せのために


 ここまでお読みいただいた方は何となくお気づきかと思いますが、私はこの
2級キャリアコンサルティング技能検定試験対策講座を、ただ試験に合格していただくためだけのものにはしたくないと考えています。もちろん対策講座なので、合格に向けた支援をさせていただくのは大前提なのですが、過去の参加者の皆さんから「合格に向けて、というだけでなく自身のキャリアコンサルタントとしてのレベルアップに繋がるキッカケとなりそうな1日だった」「テクニックだけでなく、在り方や心の持ち方についての気づきも非常に多かった」などとおっしゃっていただいて嬉しくなった自分がいます。

 国家資格合格で身につけた基礎スキルをより発展させ、引き出しを増やし、どんな相談者・どんな相談内容でも対応できるようになる皆さんの2級キャリアコンサルティング技能士合格に向けた学習が、皆さんの現在のクライエントや将来のクライエントの幸せにつながっていくことを願っています。

  • 講座コンシェルジュ

    おすすめの講座・資格をご紹介

  • 講座を選ぶ

    キャリア形成にお役立てください

  • キャリアを考える

    キャリアビジョンを創る