品質と生産性の向上を追求するシステム開発の成否は、現場における進捗の的確な把握と判断に裏付けられた、プロジェクトの運営にかかっています。
(1)人・物・費用などの必要資源の算定
(2)適正な配分計画に基づいたプロジェクト推進体制の確立とその実施
(3)結果の分析・評価と適切なフィードバック
以上の三要素を満たすプロジェクトをリードするマネジャーに要求される視点、具体的な手法を本コースで学習します。
システム開発の計画から、費用・工数の見積り、進捗管理・外注管理、性能評価までの手法はもちろん、講師の積年の経験による「現場での応用を踏まえて確実に使いこなす」ための工夫と知恵を盛り込んでいます。一般的手法では見落としがちな、準備段階からのリスク管理、運営上でのトラブル克服のポイントを学び、「計画・ 実施・評価」の各局面における勘どころを実践に活かすことが本コースのねらいです。
コンピュータメーカ、ソフトハウス、情報サービス産業に属するシステム開発のプロジェクトマネジャーSE、および企業・諸団体の情報システム部門の管理業務に携わるSEの方。
● 資源の見積り、品質管理、外注管理等のシステム開発プロジェクトの計画・運用・評価に必要な基本技術を体系的に学習します。
● 各工程での管理手法の選択・実施のタイミングとその利用法、ならびに現場への応用上のポイントを習得します。
科目 | 主な学習内容 |
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プロジェクトの計画 | 1.プロジェクト管理とは 2.全体計画の作成 3.プロジェクト管理のための準備 4.計画/準備段階での重点ポイント |
プロジェクトの運用 | 1.プロジェクトの推進と進捗管理 2.品質とコストの管理 3.外注管理 4.実践的プロジェクト推進能力 |
プロジェクトの評価 | 1.プロジェクトの評価 2.ソフトウェアの評価 3.システム運用と保守 4.新しい時代のプロジェクト管理の展望 |
※教材・カリキュラム等は予告なく変更になる場合があります。
※本講座は、[(株)コガク]との提携講座です。
※同業他社・個人・学生の方からのご請求はお断りしております。あらかじめご了承ください。