昨年来、政府の産業競争力会議では、「世界でトップレベルの雇用環境・働き方」の実現を目指し、議論が進められてきました。厚生労働省としても、キャリアコンサルタントを新たな国家資格として位置付け、平成36年度末までにキャリアコンサルタントを累計10万人とする養成計画を策定するなどし、多くの人がキャリアコンサルティングを受けることが出来るよう体制整備を進めています。
この動きの背景には、雇用環境の変化が加速する中で、働く個人のキャリア形成を効果的に支援し、日本の働き方改革を進め、経済成長につなげるというねらいがあります。
しかし、企業内のキャリアコンサルティング(カウンセリング)に関する研究は、海外においても進んでいるとは言えず、先駆的に企業内でのキャリアコンサルティング(カウンセリング)に取り組んでこられた方々の経験は、これから後に続く者にとっては、得がたい貴重な経験といえます。
そこで、この度弊社では、企業内キャリアコンサルタントのための自主的な「学びとネットワーキングの場」を企画しました。これまでに、パイオニアとして企業内キャリアコンサルティング(カウンセリング)に取り組んできた先輩キャリアコンサルタントと、これから具体的に取り組んでいきたいと考えている、次世代キャリアコンサルタントの出会いの場となれば幸いです。
富士通のSE部門では、役職離任制度が抱える問題を解消し、シニア(役職離任者)がいきいきと働くことを目指した新制度を、2015年10月よりスタート。キャリアカウンセリングをその柱のひとつとして位置付け、“自分らしい働き方”に対する理解を深めることを目的として実施されています。今回は制度のコンセプトや、役職離任者への最適なキャリアカウンセリングの手法として、ナラティヴアプローチを採用された理由、そして具体的なキャリアカウンセリングのプロセスをご紹介いただきました。
浅川様は、第1回目に続き2度目の登壇。2016年4月から開始される、キャリアコンサルタント国家資格化を直前に控え、企業内のキャリアコンサルタントに何ができるのかについて、ご自信の長年の経験にもとづく事例をご紹介いただきました。当日は活発な質疑応答が行われ、既に取組まれている方にとっては、実践する上でのヒントを得られる場となりました。又、これから始めようとする方にとっては、企業内キャリアカウンセリングの重要性を認識する機会となりました。
「多様性を積極的に活かし、社員一人ひとりが生き生きと働ける会社にしよう」というスローガンのもと、社員のキャリアに対する自己理解促進、自律的なキャリア形成への支援を目的として、2013年9月よりキャリア相談室を設立されました。立ち上げを中心となって指揮された守谷様に、立ち上げの経緯や相談室のルールづくり、社内有資格者のネットワークづくりなど、試行錯誤しながらも取組まれている状況を、ご紹介いただきました。
NECでは、2002年に従業員が社内外のさまざまな場で生涯にわたり専門性を発揮するためのキャリア支援を目的にした「ライフタイムキャリア・サポート施策」を導入。その一環としてキャリアアドバイザ制度を設置されました。その立ち上げを中心となって担当された、堀内様に立ち上げの経緯・施策の全体像をご紹介いただきました。
又、2009年に執筆された論文「キャリア自律が組織コミットメントに与える影響」より、キャリア支援とその効果について、豊富な知見の中から情報をご提供いただきました。
営業と労働組合の役員を担当していた浅井様が、ヒューマンリソース部の担当課長として突然の人事異動となり、シニア社員の活性化施策を担当。キャリア開発室などのようなキャリアカウンセリングの専門組織が存在しない状態から、たった1人で、シニア社員を中心にキャリア相談を開始。年間500人を越えるキャリアカウンセリングを実施する中で見えてきた、シニア活性化のポイントをご紹介いただきました。
富士ゼロックス様では、変化に対応し変革を起こすことのできる「自ら考え行動する」人材を育成するために、さまざまな施策を行っておられます。
中でも、個人のキャリア開発支援として実施中のキャリア相談は、2002年にキャリア相談室を設置して以来、延べ4,400名が利用。ダブルジョブ(社内兼務)の相談員を中心に展開されておられます。
創業百十余年にわたりサントリーグループで受け継がれる「やってみなはれ」の精神。そのチャレンジ精神を発揮できる人材育成を目指し、同社ではさまざまなキャリア開発支援の取組みを行っておられます。
『自分の内なる“フロンティア”を開拓しよう』というメッセージの下、キャリア開発体系を『フロンティア体系』として整理し、様々な施策を展開。又、世間に先駆けて65歳定年制を導入され、シニア層全般に求められる新たな役割を切り開く支援策を実施されておられます。
2007年にキャリアデザインサポート室を設置。生き方も大切にする「ライフキャリア」の視点で、社員の「自分らしさ」の発見を促進する新しい形の組織内キャリア支援施策を展開されています。
又、「経営に資するキャリア支援」を目標に掲げ、「社員による自律的なキャリア開発」「幹部職からの積極的なキャリア開発支援」「組織的な人材育成」の3つの観点から、節目毎の体系的なキャリア研修や個別のキャリアカウンセリング等、きめ細やかなサポートを行っておられます。
「キャリアと多様性を重視した人材力強化」の実現に向け、多様な「人材」が働きがいをもって活躍できる環境づくりを推進されています。中でも、キャリアカウンセリングへの取組みは早く、2002年に民間企業として始めて専任のキャリアカウンセラーが常駐するキャリアカウンセリング室を設立。個別面談を通じて、きめ細かなキャリア支援を実施されています。
2016年4月から開始される、キャリアコンサルタント国家資格化を前に、元伊藤忠商事の浅川様に「企業内のキャリアカウンセリング」〜これまで、そしてこれからへの思い〜をテーマに、キャリア相談室立ち上げの背景や具体的な施策をご紹介いただきました。そして、これからの企業内キャリアカウンセリングへの期待と展開のポイントについて情報提供いただきました。
2016年4月から開始される、キャリアコンサルタント国家資格化を前に、元伊藤忠商事の浅川様に「企業内のキャリアカウンセリング」〜これまで、そしてこれからへの思い〜をテーマに、キャリア相談室立ち上げの背景や具体的な施策をご紹介いただきました。そして、これからの企業内キャリアカウンセリングへの期待と展開のポイントについて情報提供いただきました。
2007年にキャリアデザインサポート室を設置。生き方も大切にする「ライフキャリア」の視点で、社員の「自分らしさ」の発見を促進する新しい形の組織内キャリア支援施策を展開されています。
又、「経営に資するキャリア支援」を目標に掲げ、「社員による自律的なキャリア開発」「幹部職からの積極的なキャリア開発支援」「組織的な人材育成」の3つの観点から、節目毎の体系的なキャリア研修や個別のキャリアカウンセリング等、きめ細やかなサポートを行っておられます。
2016年4月から開始される、キャリアコンサルタント国家資格化を前に、元伊藤忠商事の浅川様に「企業内のキャリアカウンセリング」〜これまで、そしてこれからへの思い〜をテーマに、キャリア相談室立ち上げの背景や具体的な施策をご紹介いただきました。そして、これからの企業内キャリアカウンセリングへの期待と展開のポイントについて情報提供いただきました。
2007年にキャリアデザインサポート室を設置。生き方も大切にする「ライフキャリア」の視点で、社員の「自分らしさ」の発見を促進する新しい形の組織内キャリア支援施策を展開されています。
又、「経営に資するキャリア支援」を目標に掲げ、「社員による自律的なキャリア開発」「幹部職からの積極的なキャリア開発支援」「組織的な人材育成」の3つの観点から、節目毎の体系的なキャリア研修や個別のキャリアカウンセリング等、きめ細やかなサポートを行っておられます。
2016年4月から開始される、キャリアコンサルタント国家資格化を前に、元伊藤忠商事の浅川様に「企業内のキャリアカウンセリング」〜これまで、そしてこれからへの思い〜をテーマに、キャリア相談室立ち上げの背景や具体的な施策をご紹介いただきました。そして、これからの企業内キャリアカウンセリングへの期待と展開のポイントについて情報提供いただきました。
2016年4月から開始される、キャリアコンサルタント国家資格化を前に、元伊藤忠商事の浅川様に「企業内のキャリアカウンセリング」〜これまで、そしてこれからへの思い〜をテーマに、キャリア相談室立ち上げの背景や具体的な施策をご紹介いただきました。そして、これからの企業内キャリアカウンセリングへの期待と展開のポイントについて情報提供いただきました。
2016年4月から開始される、キャリアコンサルタント国家資格化を前に、元伊藤忠商事の浅川様に「企業内のキャリアカウンセリング」〜これまで、そしてこれからへの思い〜をテーマに、キャリア相談室立ち上げの背景や具体的な施策をご紹介いただきました。そして、これからの企業内キャリアカウンセリングへの期待と展開のポイントについて情報提供いただきました。
これまでのご経験をうかがいながら、対話を進める、双方向の学びと出会いの場です。
キャリア支援施策を導入し、展開した先駆者達が、どのような想いや考え方で取り組んできたのかを感じ、学びを深めるセッションです。
参加者同士で対話をしながら、自分ごととして語り合っていただくセッションです。
※ 企業内でキャリアカウンセリングに取り組んでこられた先達に、疑問やそのコツについて直接質問できる機会です。多くの気付きと、翌日から使えるヒントをお持ち帰り下さい。