個人と組織の想いをつなげる仕事〜私とキャリアカウンセラー資格との出会い〜

企業内で活躍するキャリアカウンセラー

昨今、企業を取り巻く環境は、高度情報化、グローバル化、さらには少子・高齢化の進展などにより急速に変化しています。
こうした状況の中では、企業が必要とする従業員の能力が刻々と変化すると同時に、社員の価値観も多様化し続けています。そのため、多くの企業が、組織のあるべき姿と個人のあるべき姿(あるいは、価値観)を統合させながら、マネジメントする方法を模索しています。
このような背景から、「キャリア開発」、あるいは、そのための具体的な方法論である「キャリアカウンセリング」が注目されています。企業とそこで働く個人には、それぞれが目指す(目指したい)方向性があり、それぞれが重視する価値観があります。しかし、組織と個人の方向性や価値観が乖離していると、個人は豊かな職業人生を送ることは難しくなります。
そして企業は個人の力を最大限に引き出すことができません。
そこで、組織と個人の関係性について、すり合わせの手伝いをするキャリアカウンセラーの期待が高まっているのです。
「企業×キャリアカウンセラー(CDA)」をキーワードに、組織の中でキャリアカウンセラーがどのように活躍し、組織と個人にかかわっているかをご紹介します。

製薬会社 Aさん

製薬会社 Aさん

1990年に製薬会社に入社し、日米欧にて新薬開発に13年間従事した後、本社で戦略立案実行部門に異動して7年。その後、人事部への異動希望が叶い、社内人材育成のための社内研修を立案したり、運営に携わっている。

※上の写真はイメージ画像です。

いつまでも社員と心から向き合えるCDAに!

CDA資格との出合い、CDA取得を目指した理由

同僚からの紹介。上司に相談したら逆に提案されて

人事部への異動が叶って9ヶ月が経過した時、CDAの資格について同僚から初めて紹介を受けました。
同僚自身は有資格者ではなく、説得力はなかったのですが、日本マンパワーの担当者を紹介してくれて直接話を伺って、CDA資格取得に向けて腹が決まりました。これは、自分がやりたかったことだと直感したからです。
さっそく上司に相談すると、CDA有資格者が会社や人事部にとって本当に必要かどうか、自分で受講して見極めてきて欲しいと逆提案されてしまいました。
こうなると、真剣に資格取得に取組まざるを得なくなり、申し込んだ後、届いたテキスト6冊を、毎朝欠かさず、真剣に学習しはじめました。
CDA受講当時の思い出

人生に役立つ沢山の気づき。いっしょに学ぶ仲間

通学は1-3月でしたが、毎回雨に降られていた記憶があります。
初回で自己紹介をした際、まずはFacebookでお互いにネットワークを作ろうと提案したところ、講師の先生にも賛同され、その後は毎回の講義の後、飲み会が開催されました。当時は8回の講座があり、最も印象に残っているのは、自分の人生の棚卸しができたことで、ロールプレイを繰り返しているうちに、当時では気がつかなかった両親や家族への感謝の思いに至ることができたことです。
また、キャリアカウンセリングの理論を基礎から徹底的に学習できたことは、大変新鮮で、普段の生活でも役立つことが盛り沢山であることを知ったことでした。
二次試験は、一度不合格になりましたが、自らの傾聴のスキルの甘さを反省することができたのは収穫でした。
嬉しかったことは、一次も二次も試験対策として、受講生のお互いの会社の会議室を融通しあって勉強できたことです。一次の模擬試験を実施したり、二次のロールプレー対策は、受講生全員が合格するまで、現在もなお数名が集まっては継続して実施中です。
現在のCDA活動

社内でキャリア研修の講師。一人ひとりの個別相談

社員が自分自身のキャリアを考える研修を人事部が主催して毎年実施していますが、その研修の講師を務めたり、一人ひとりのキャリアに関する個別相談に乗ったりしています。
また社内の陸上部の部長も拝命していることから、部員からもキャリアや人生相談をよく受けたりしていますが、私自身が刺激を受けたり、学んだりしています。
真摯に社員の相談に傾聴して、実際に本人がどうしたいのか、より明確になり、「自分自身の今後のキャリアを前向きに捉えて、まずは目の前の仕事に全力で取り組んでいきます」と、先日、お礼のメールを受け取った時は、CDAとして、少しは社員に貢献できて良かったと嬉しい気持ちになりました。
CDA取得検討者に一言

人間は一生涯、学習する生き物です。CDAとしてともに学びを深めていきましょう

もし、CDAを取得するかどうか悩んでいらっしゃるのであれば、もうすでに将来、あらたな人生を築いていける可能性をお持ちだということだと思います。学習すること自体に、全く、無駄はありませんし、きっと長い人生に役立つことはあると確信しています。
支援することで、人さまの人生に少しでもお役に立ちたいという貢献の気持ちや、自分がいかに人として生きるかに興味がおありでしたら、思い切ってCDA取得に向けて学習することをお勧めします。
人間は一生涯、学習する生き物です。CDAとして、ともに学びを深めていきましょう。

データでわかるCDAの注目度

キャリアカウンセラー養成講座 企業関係者の受講生数の累計