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コラムVol.8『職業選択とは』

Instructor's Column

知識スキル

山内 雅惠 氏

  • 山内 雅惠 氏
  • キャリアコンサルタント養成講座インストラクター [北海道]

大学卒業後、出版会社に就職し、営業、教務、人事教育、編集企画を担当。出産退職1年後、1990年教育関連会社に就職。14年間、カリキュラム開発及び指導。育児相談、研修講師、マネジメントの立場で人事教育、広報、企画を担当。2004年人材開発会社に入社。キャリアカウンセラー(2016年4月より国家資格キャリアコンサルタント)及び研修講師として従事。学生の進学、就職支援、社会人および民間企業のセミナー及びカウンセリングを実施。
キャリアコンサルタント養成講座を担当し、キャリアコンサルタントの育成に従事。2011年4月『モアユアセルフmore yourself』名で独立。引き続き上記業務を担当。また、東海大学札幌キャンパスにて非常勤講師としてキャリア科目を担当。

Instructor's Column とは

Instructor's Columnは、「キャリアってなんだろう」「養成講座でどんなことを学ぶんだろう」「でも、なんだか難しそう」といった方に、毎回あるテーマについて、キャリアコンサルタント養成講座の担当講師がわかりやすくご紹介するものです。

キーワードについて担当講師の経験を通して解説したり、キャリアに関する身近なテーマを理論を使って紹介したり、楽しんで読んでいただけるコラムです。

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【職業選択とは】

 大学生からよく「自分に合った仕事を探したい。」と相談を受けます。
就職活動前の1,2年生から就職活動中の3,4年生まで「自分探し」に翻弄されています。

 私は大学で1年生から3年生までにキャリア教育の授業を行っています。そのすべての学年に対して共通しているテーマは「自己理解・自己分析」です。つまり「自分に合った仕事」は自分自身がどんなことに興味を持って、どんな能力を発揮して、仕事をする上で大切にしていきたい価値観は何か、あるいは将来を描いていきたいのかを明確にしなければ、「自分に合った仕事」に巡り合わないのです。

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【ホランドの6つのタイプ】

 キャリアカウンセリングの理論家ジョン・D・ホランドは、人と仕事(環境)は6つのタイプ「企業的、社会的、芸術的、研究的、現実的、慣習的」として表現でき、それらを測定できるという前提に立っています。

 自分のタイプと同じタイプの仕事をマッチングすることができれば『満足度、持続、貢献』が期待できると言っています。そして彼の理論は「マッチング理論」とも言われています。そして、多くの適性検査のベースになっています。たとえば、VPI職業興味検査や日本マンパワーのCPS−J、職業レディネステスト、キャリアインサイトなど、多くの適職検査でこの理論が使われています。

 「自分に合った仕事を探したい」という学生にホランド理論を活用して支援をする場合、まずは自分の特性を知ることが重要となりますね。

【ホランドの6つのタイプ】

◎企業的◎
 積極的、人と関わりリーダーシップを発揮することに興味がある。人と一緒に仕事をしながら目標を達成し成功を収めたい。販売、営業、管理職、人に影響を与えたいと考えている。

◎慣習的◎
 真面目である。数字の管理や細かい文字や数字のチェック、ファイリング、書類整理、データを扱うことや記録することが好き。秩序が保たれていることを重視する

◎現実的◎
 手や道具を使って物を作る。機械を修理や動かす。事実やモノに興味あり。乗り物の操作、農作物、自分が関わって製品を完成させることに達成感を感じる。

◎研究的◎
 頭を使って仕事をするのが好き。抽象的な思考が好き。研究嘱。問題解決が得意、システムを作るのが上手。理数系が得意で一人で仕事をしたいと思っている。

◎芸術的◎
 芸術、音楽、自分を言葉で表現するのが得意で好き。秩序が保たれている、決まったことやルールに管理されるのは窮屈を感じる。自由で想像力を働かして創造性を発揮できる仕事に就きたいと思っている。

◎社会的◎
 1対1で人と関わり、支援、援助、教えたいと思っている。キャリアコンサルタント、教育、サービス業、など人と関わることが好きである。

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※画像は弊社サイト(https://www.nipponmanpower.co.jp/ps/think/cpsj/about.php)より転載

【職業選択とは】

 「名の知れた大手企業」「安定した公務員」「何となく周囲に勧められて」などの他人の意見で職業選択した結果「こんなはずじゃなかった」と離職していくのです。

 就職活動のステップ1は「求人案件を探す」というより「自己理解」が先ではないでしょうか。もちろん、求人票を見ながら自分の興味の方向性を一緒に考えることも良いですね。

 「自分に合った仕事」を探すというより、「自分は何者か?」を考えることが必要だと感じています。また、そのためにはたくさんの経験をし、都度その経験が自分にとってどんな意味があったのか?また、その経験を通してどんなことが満足できたのかを考えることも必要だと思っています。

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