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コラムVol.4『自分らしさと向き合う』

Instructor's Column

知識スキル

山内 雅惠 氏

  • 山内 雅惠 氏
  • キャリアコンサルタント養成講座インストラクター [北海道]

大学卒業後、出版会社に就職し、営業、教務、人事教育、編集企画を担当。出産退職1年後、1990年教育関連会社に就職。14年間、カリキュラム開発及び指導。育児相談、研修講師、マネジメントの立場で人事教育、広報、企画を担当。2004年人材開発会社に入社。キャリアカウンセラー(2016年4月より国家資格キャリアコンサルタント)及び研修講師として従事。学生の進学、就職支援、社会人および民間企業のセミナー及びカウンセリングを実施。
キャリアコンサルタント養成講座を担当し、キャリアコンサルタントの育成に従事。2011年4月『モアユアセルフmore yourself』名で独立。引き続き上記業務を担当。また、東海大学札幌キャンパスにて非常勤講師としてキャリア科目を担当。

Instructor's Column とは

Instructor's Columnは、「キャリアってなんだろう」「養成講座でどんなことを学ぶんだろう」「でも、なんだか難しそう」といった方に、毎回あるテーマについて、キャリアコンサルタント養成講座の担当講師がわかりやすくご紹介するものです。

キーワードについて担当講師の経験を通して解説したり、キャリアに関する身近なテーマを理論を使って紹介したり、楽しんで読んでいただけるコラムです。

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【自分らしさってなに?】

 皆様は、周囲の方から『あなたらしく生きていくことが大事よ』『あなたらしくやれば大丈夫よ』と励まされ、時には『それって、あなたらしくない考え方ね』『どうしたの?あなたらしくないわね』と言われた経験はありませんか?

 他者から見た『あなたらしさ』と自分が思っている『自分らしさ』は同じなのでしょうか?そもそも『自分らしくある』とはどんな状態なのでしょうか?

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【自分らしくあるとは】

 私には4つ離れた弟がいます。自分が4歳になるまでは一人っ子、弟が生まれてからは姉という役割が追加されると同時に弟と比較されることも多くなりました。弟は活発で親戚が集まる場でも歌って踊る社交的な子でした。私はどちらかというと人見知りで、みんなの前で歌うより本を読んでいることが多かったと思います。

 たぶん、親戚から見た「あなたらしさ」は「おとなしくて本が好き。弟の面倒を見る良いお姉ちゃん」だったと思います。もちろん幼少の頃なので私も「自分らしさとは」などと考えていませんでしたので、「周囲の評価(あなたらしさ)=自分らしさ」だと感じていたと思います。

 小学校2年生の頃だったと思います。祖母の家で親戚みんなが集まっていた席で、私は弟とけんかを始めました。原因が何だったか今では思い出せませんが、大きな声で弟に怒りをぶつけたのです。

 その時叔母たちが「どうしたの、あなたらしくないわね。そんな大きな声をだして。いつもは優しく言うのに。どうしたの」と私の気持ちを聴こうとかかわってくれたのです。
私としては『えっ?大きな声をだしちゃいけないの?だって弟に対して怒っているのに。優しく言わなくてはいけないの?らしくないって・・なに?』と心の中で思ったのですが、その思いを言葉にすることができなくて涙があふれてきて、さらに叔母たちを心配させました。今考えると他者から見た「あなたらしさ」と自分との不一致を感じたのではないかと思います。


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【自分らしさと向き合う】

 私たちが相談者(クライエント)と関わるときに意識することは「自己概念の成長」です。『自己概念』という言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかと思います。

「自己概念とは、自分と自分を含む世界をどう捉えているか。そして、捉え方は『ありたい自分』によって影響を受けるのです」※養成講座レジュメより抜粋

 前述した小学生の私は、叔母たちからの「あなたらしくないわね」という言葉に違和感を持ちそれに対して反論できない自分がいたのです。「自分らしさって何?」と向き合えず、また、向き合う術も知らなかったのです。

 自ら相談に来るクライエントの方々の悩みは様々ですが、お話を伺っていくとその背景に「違和感」や「もやもや感」、「自分らしくないことをしている感覚があるが無自覚である」、「他者からの影響によって思い込んでいる自分らしさに支配されている」があるのです。自己実現に向けて進んでいくには「ありたい自分」「自分らしさ」を言語化し明確にしていくことが必要です。そのためには「自分と向き合う」必要があるのです。
 
 皆さんもこの機会に「自分らしさとは」について考えてみてください。

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