ちょっと一息

プレゼン力を高める

ロジカルなシナリオとビジュアルで心をつかむ

[2008/07/27]

 みなさんは、プレゼンテーションをする機会が多いほうでしょうか?
 そう問われると、
 「営業職ではないから、それほどでも・・・」と思ってしまう人が案外多いのではないでしょうか。実は私もそうでした。しかし、
  ・社内会議や打ち合わせの場で説明をするとき
  ・上司へ何かを提案するとき
  ・業務の報告をするとき
  ・部下や後輩に仕事を依頼するとき
  ・昇進試験で自分をアピールするとき

など、日常のあらゆるビジネスシーンで、私たちはプレゼンテーションをする場面に直面しているそうです。
 企画書を提出し、商品の説明や提案を行う行為だけがプレゼンテーションではありません。自分の意思や考えを伝えようとするとき、私たちは必ず何かをプレゼンテーションしていることになります。もちろん、就職試験の面接で「自分を売り込む」ことも、相手から採用を得るための重要なプレゼンテーションの場となるでしょう。
 プレゼンテーション能力は、職種を問わず、すべてのビジネスパーソンにとって必須の能力だと言えそうです。
 では、プレゼンテーションが上手な人とはどんな人でしょうか?


−仕事ができる人はプレゼンも上手−
 「話が上手」という点では、スピーチもプレゼンテーションも同じ行為のように感じますよね。確かに、「相手に自分の思っていることを伝える行為」だという意味ではどちらも同じですが、この2つには決定的な違いがあります。それは、
  スピーチは、「相手にわかりやすく伝えて理解してもらう」ことが目的
であるのに対し、
  プレゼンテーションは、相手にわかりやすく伝えて理解してもらったうえで、
  「それに応える相手の行動を引き出す」ことが目的
だという点です。
 どんなに話が上手でも、自分が話したいことだけを話していては、相手のやる気や行動を引き出すことはできません。たとえ、相手の反応が良かったとしても、「いい話だったね」で終わってしまったら、それはスピーチをしたに過ぎないと言えるでしょう。
 プレゼンテーションの上手な人は、常に相手の立場に立って考え、話すことで、相手の心に何かを響かせています。説得力のある話術によって相手からの評価や信頼を獲得し、相手のやる気や行動を引き出すことに成功しているのです。
 みなさんの周囲にいる「仕事のできる人」を思い浮かべてみてください。その人をよく観察してみると、プレゼンテーションも上手ではありませんか? 仕事のできる人は効果的なプレゼンテーションを行うことで、スムーズに仕事を進めているケースが多いようです。


−プレゼンに必要な3つのスキル−
 プレゼンテーションを成功させるためには、主に次の3つのスキル(技術)が必要だと言われています。

 プレゼンス=存在感
 【常日頃から育てていくべき基本スキル】

 シナリオスキル=内容を論理的に筋道を立てて考えるスキル
 【プレゼンテーションの事前準備に必要なスキル】

 デリバリースキル=自分の考えを相手に届けるためのスキル
 【プレゼンテーション本番で必要なスキル】

 このうち、最も重要なのが「プレゼンス」=「存在感」です。とは言っても、カリスマ性のある人をめざす必要はありません。少しぐらい話し方が下手でも、プレゼンテーションする目的を実現したいという熱い想いがあり、相手や自分に対して誠実に向き合っていれば、それは表面に現れ、あなたのプレゼンスの元となります。そして、その想いは必ず聞き手にも伝わるはずです。人にはそれぞれ個性がありますから、誰かを真似る必要はありません。まずは自己分析して自分自身を良く知り、自分なりのプレゼンスを見つけることから始めましょう。
 一方、プレゼンテーションの事前準備として必要なのが、「シナリオスキル」です。相手にわかりやすく、内容を整理して表現するためには、結論を先に述べ、その後に根拠や理由を説明することが、説得力のあるシナリオを作るためのコツです。
 ただし、いくらシナリオが論理的でわかりやすく構成されていても、それを相手の心に訴えて届けるスキルがなければ、相手を引きつけることはできません。そこで、「デリバリースキル」が必要となってくるのです。


−ビジュアルの良し悪しが成果を左右する−
 一般的に、私たちの記憶は「音」だけよりも、「音」+「画像」で受けた情報の方が印象に残るようです。ですから、プレゼンテーションを行う際には、相手の理解を助けるビジュアル的な資料を用意した方が効果的です。
 ただし、用意しさえすればいいというわけではありません。ビジュアル的に魅力あるものでなければ効果を発揮することは難しいのです。逆に、面白みがなく、読みづらい資料を出すことは、プレゼンテーターの意識を疑われる結果にもなりかねないので注意が必要です。資料ひとつをとっても、相手の立場に立った考え方と、ロジカルな思考が大切だと言えます。

 そうは言っても、実際には自分の思っていることを相手に的確に伝えるだけでも大変です。
 そんな人には、日本マンパワーの通信教育講座「ロジカルプレゼンテーションコース」をおススメします。講座では、プレゼンテーションに必要な3つのスキル「プレゼンス」「シナリオスキル」「デリバリースキル」をスキルアップさせ、“伝えたい内容を効果的に相手に伝える”説得力のある話法を学ぶことができます。また、提案書などの資料をビジュアルに見せるコツが解説されているほか、実際のプレゼンテーションツールの作成に役立つ素材集(テンプレートなど)も教材として収録されています。仕事を円滑に進められる「仕事のできる人」になるため、ぜひご活用ください。

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