ちょっと一息

年賀状をバランスよく書く秘訣

心のこもった手書きに挑戦!

[2007/11/29]

 あと1カ月で今年も終わり。そろそろ年賀状の準備を始める季節になってきましたね。最近は宛名もパソコンを使って印刷する人が多いようですが、表も裏も印刷された年賀状に「ちょっと味気ないなあ」と思うのは私だけでしょうか? でも、そう思っている私自身、ペン字に自信はないし、タテ書きはなおさら苦手だし・・・。
 そこで今回は、日本マンパワーのペン字講座を指導している池田修子先生に、年賀状を書く際の秘訣をうかがいました。そうしたら、ビックリです! ハガキの宛名面を書く時、相手の住所から書くものだと思い込んでいましたが、そうじゃないんですって! どこから書けばいいのか、わかりますか?
 ほかにも、文字サイズのバランスや書くべき位置など、手書き文字をキレイに見せるコツをご紹介します。


***宛名面をきれいに見せるポイント***
 「年賀状という限られたスペースの中で宛名面をバランスよく見せるコツは、文字の大きさと配置にあります(見本1参照)
 バランスのよい配置で書くためには、まず、文字の大きさを頭に入れておきましょう。最も大きい文字は、相手の名前です。次に相手の住所、続いて差出人の名前、差出人の住所の順となります。
 タテ書きの場合は、書く順序を工夫することも大切です。右から左に向かって書いていくと、全体バランスを保ちづらいからです。バランスを保つには、最初に相手の名前を書きましょう。書く位置は年賀状の左右真ん中です。それだけで左右のバランスがよくなり、美しく見えます。
 次に、相手の住所を書きます。その際、右側のアキスペースが狭くならないように余裕をもってください。字間をつめて書くと、よりまとまりよく見えます。住所が長いときには2行にしましょう。住所の一番下が「様」よりも下がらないことが大切です。
 その次には、差出人の名前を書きます。差出人の名前の最後の文字がハガキ全体の最下部にくるように配置するのがポイントです。
 最後に差出人の住所を小さく。見本のようなバランスで書けば、これまでと同じ筆致でも上手に見えるはずです」
                  見本1



***裏面をバランスよく書くポイント***

 「裏面を書く場合は、ハガキの上下左右の余白が狭くならないよう、注意してください。そして、『謹賀新年』や『謹んで新春のお慶びを申し上げます』などの挨拶の言葉を大きく書き、添える文を小さめに書きます(見本2参照)添える文の字間をつめてかくと、全体がまとまりよく感じられます。
 また、宛名面もそうですが、いきなり清書をするのではなく、あらかじめ文字の配置を計画・下書きした上で書くことをお勧めします」

            見本2


***タテ書きが苦手な人は***
 「タテ書きが苦手な人はおそらく、書いているうちに文字位置が曲がってしまうのではないでしょうか。それぞれの文字の中心が一直線上にそろうよう、十分に注意してまっすぐ書いてください。もし上手に書けなければ、自分の名前や住所をタテ書きで書いた上で、それに直線を1本引いてみましょう。そうすれば、右か左のどちらに曲がるのか、自分の癖がわかります。そして今度は、その癖を直すように書いてみるのです。どの文字で曲がるかを見つけて注意すれば、少なくとも自分の名前と住所はまっすぐ書けるようになるはずです。              
 年賀状でのバランスだけでなく、手書き文字自体が美しくなりたい人は、よいお手本をたくさん見て、何度も真似ることをお勧めします。すべての文字を上手に書こうと思ったらたいへんなので、まずは自分の名前と住所を練習してみてはいかがでしょうか。お手本を見ながら、文字の中心はどこにあるのか、はらいの角度はどれくらいか、どの線を一番長くするかなど、一画一画に注意を払いながら、何度も真似て書いてみましょう。繰り返し練習しているうちに、お手本の字に近づいていくはずです」


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 美しい手書き文字が活躍する場は、年賀状だけではありません。ビジネスシーンだけでも、履歴書やお礼状、郵便物の宛名書きなど、手書きが必要とされる場面はたくさんあります。ちなみに、日本マンパワーのペン字講座は、つい先日リニューアルしました。新しい通信講座では、自分の名前と住所を講師が直接添削指導してくれる上、書きやすい練習ペンがついています。興味のある方は下のリンクをクリックしてご参照ください。

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