キャリアカウンセラーってどんな仕事?

本業でも副業でも!いろいろな働き方ができる人気の仕事
キャリアカウンセラーってどんな仕事?

人材と仕事のマッチングをする仕事、キャリアカウンセラー。
本業としてはもちろん、副業としても活かせる資格として注目を集めているこの資格の取得の方法、仕事の醍醐味を現役のキャリアカウンセラーの方に伺いました。

キャリアカウンセラーってどんな仕事?

キャリアカウンセラーとは、仕事を中心とした人生をひとが活き活きと過ごせるようお手伝いする専門家です。適職の発見はもちろんのこと、その人が持っている興味や能力、価値観に合った生き方ができるよう対話を通してサポートをします。
最近では、ワークライフバランスの相談にのることも増えており、人生の大きな節目から小さな節目まで、キャリアカウンセラーのスキルが求められる機会は非常に多くなってきています。

キャリアカウンセラーってどうすればなれるの?

キャリアカウンセラーの養成講座を受講し、資格を取得するのが近道です。キャリアカウンセラーの養成を行っている団体や、資格取得のためのコースを設けているスクールは多数ありますが、仕事に活かすなら厚生労働省認定の「キャリア・コンサルタント標準レベル」を取得することが重要です。
標準レベルの基準を満たした試験を実施しているのは、現在10団体。もしトライするならこの10団体で資格を取得するといいでしょう。

キャリアカウンセラーの活躍の場は?

キャリアカウンセラーの活躍の場は、大きく分けて4つのフィールドがあります。
まずは企業の中で人事部やキャリア相談室で社員のキャリア支援を行う方法。それからハローワークやジョブカフェなどの就職支援を行う行政関係に勤める道や、大学や専門学校の就職課やキャリアセンターなど教育関係で働く道もあります。また個人事業主やフリーランスとして独立し、企業や教育機関から業務を委託されて活動するケースもあります。

活躍の場

実際に働いているキャリアカウンセラーにインタビュー!

独立してキャリアカウンセラーとして活躍

金城  亜紀さん(38歳)

金城 亜紀さん(38歳)
子供向けのダンススクールを運営しつつ、大学生向け就職活動支援やメール相談のカウンセラーとして活躍。

好きなことをしながら自由に働くためフリーランスの道へ

自由に働くためフリーランスの道へ

Q.キャリアカウンセラーをめざしたきっかけは?

私は以前、キャリア教育再就職支援を行う会社で、事務職とセミナー講師を務めていました。その企業は比較的年齢の高い方を対象にしていたのですが、当時すでに学生の就職難が問題になっていたこともあり、「若い方の役に立てるようになりたい」と思い、CDAの資格を取得して派遣会社のコーディネーターか教育関連のスクールに転職しようと考えました。

Q.独立して働こうと思ったのはなぜですか?

CDAについて学ぶうちに、「会社員として企業に勤めるのではなく、好きなことをしながら自由に働くほうが自分には向いているのでは?」と思うようになり、フリーランスの道を選ぶことにしました。現在は子ども向けダンスクールを経営しながら、CDAとして業務を受託するスタイルをとっています。

Q.カウンセラーとして心がけていることを教えてください。

いまCDAとしては、月に数回、大学で対面カウンセリングを行っています。私が心がけているのは、どんな学生さんに対しても「あなたはそれでいい」とまずその人自身を認めること。そうすることによって自然とやる気が起き、活動力が出て、冷静な思考や判断ができるようになるからです。メール相談では、対面以上に本音を語る方が多いので、相互の理解にずれがないよう、正確な言葉と使い方に気を配っています。

自分を理解することで、資格修得後の自分のビジョンも楽しく描ける

自分のビジョンも楽しく描ける

Q.キャリアカウンセラーのやりがいは?

CDAの一番のやりがいは、「こうしたほうがいいですよ」とこちらがクライアントを導いて動かすのではなく、クライアント自身が自分でやる気を出して動いてくれる姿を見ることだと私は思っています。そしてその結果、好きな仕事に就けたと報告を受けた時が、一番うれしいですね。
以前、うつ的な症状もあるクライアントさんを2年間担当したことがありました。通常のカウンセリングは3〜5回で終了することが多いことを考えると異例の長さです。でも無理にせき立てたり、先導したりすることなく、ずっと伴走をするような気持ちでカウンセリングを続けた結果、無事本当にやりたい仕事に就いてもらうことができました。最後のカウンセリングでその方から「金城さんも頑張ってください」と言われたときは、人を気遣えるくらい心に余裕ができ元気を取り戻したのだなと、本当にうれしく思いました。

Q.これからキャリアカウンセラーを目指す方にメッセージを!

CDAは相手を理解することが大切ですが、それ以上に自分を理解するのが一番大事だと私は思っています。心理やキャリアの理論、自分の心の棚卸の方法などを勉強しながら、自己理解することをぜひ楽しんでほしいですね。そうすれば、資格を取ったあとも、もっと楽しくより自分らしい働き方ができるのではないでしょうか。

キャリアカウンセラーになるまでの道のり

  • 2004年秋

    資格取得を決意!

  • 2004年10月〜

    半年間CDA通学講座を受講

  • 2005年7月〜

    CDA資格試験を受験、合格!

  • 2006年4月

    産業カウンセラーの勉強をはじめ、12月に受験

  • 2006年3月〜

    CDAメール相談カウンセラーとして活動開始

企業の人事部でキャリアカウンセラーとして活躍

木下 幸絵さん

木下 幸絵さん(32歳)
コールセンター運営会社でメンタルヘルスケア、キャリア支援などを担当した後、1年前に情報通信サービス会社に転職。現在、社内研修の企画・講師を務めている。

カウンセリングに関わる仕事がしたいと地元福岡から東京へ転勤

カウンセリングに関わる仕事がしたい

Q.キャリアカウンセラーをめざしたきっかけは?

私は以前、地元の福岡でコールセンターに勤務し、マネジメントをしていました。当時担当していた数百人のオペレーターさんの中には、自分らしく働いている方もいれば、うつ症状でお休みが続いてしまう方もいました。そんな状況をなんとかしたいと思い、メンタルヘルスに特化した部署がある東京の本社に異動を希望。28歳のときに転勤しました。

Q.キャリアカウンセラーの資格の中で、CDAを選んだ理由は何ですか?

当時は、熱い思いは持っていたものの、何もスキルがなく…。そんな私にCDAの資格を持つ先輩が、資格の取得をすすめてくれたのです。それまで大きな自己投資をしたことがなく、なにかひとつ強みとなるものを身につけたいという思いがあった私は、すぐに講座を受けることを決意しました。実際に資格を取ってみると、職場に活かせるのはもちろんですが、CDAの学びを通して自分の価値観を改めて知るなど、自己理解の発見もたくさんありました。

Q.カウンセラーとして心がけていることを教えてください。

カウンセリングをする際は、まずは自分の先入観を一旦脇に置いて、その人の経験や価値観を一緒に見ることを特に心がけています。話を聞いているとアドバイスをしたい気持ちにもなりますが、たとえ早まってアドバイスをしたとしても、その方自身が受け取れなければ意味がないのだということも実感しました。人の気持ちに寄り添うこと、これはカウンセリングの場だけでなく、それ以外での場合でも同じく大事なことだと思っています。

自分で自分を応援し転職できたのは、CDAの学びのおかげ

CDAの学びのおかげ

Q.講座を修了してすぐにカウンセリングの仕事を始めたのですか?

実は、希望して異動したメンタルヘルスの部署だったのですが、その後その部署が縮小になり、労務担当をすることになりました。そのときは自分がやりたいテーマから少し離れていくのを感じましたが一旦現実を受け止めてやってみようと決意し、1年半労務の仕事を続けました。しかし、やはり自分がやりたい仕事をしたいと、退職を決意。1年前に希望の仕事ができる会社に転職しました。今の会社では、週2〜3日、販売スタッフの方の教育研修の講師を担当するなど、自分が願った通りの仕事ができています。

Q.これからキャリアカウンセラーを目指す方にメッセージを!

CDAは資格を仕事として活かすだけでなく、自分の対人能力を上げたいという方にも最適です。もちろんそれは、対自分にとっても有効。前の会社で労務の仕事をあきらめずに一旦はやってみようと決心したこと。そしてその後、希望の職に転職したこと。私が自分で自分を応援し乗り越えられたのはCDAの学びがあったからだと思っています。
人の成長を共に喜べる人、誰かの役に立ちたいという思いが明確な人はCDAにむいているはず。興味がある方は、一生涯の自分の財産になるこの資格にぜひトライしていただきたいと思います。

キャリアカウンセラーになるまでの道のり

  • 2004年秋

    資格取得を決意!

  • 2004年10月〜

    通信・通学講座を受講

  • 2005年7月〜

    CDA資格1次、
    2次試験を受験

  • 2006年4月

    CDA資格を取得

  • 2006年3月〜

    社内カウンセラーとして活動開始

大学の就職課でカウンセラーとして活躍

茅壁 猛幸さん

茅壁 猛幸さん(49歳)
2003年から2011年9月まで、山口県の大学の就職課に勤務し、学生の進路選択の相談など就職支援を行う。現在は東京に転勤し、教務関係の仕事をしている。

「相談に来てくれてありがとう」という気持ちで就活の悩みをサポート

「相談に来てくれてありがとう」という気持ちで

Q.キャリアカウンセラーをめざしたきっかけは?

転勤の前、私は就職支援の業務を行っていました。当初は、相談に来た学生に対して主に自分の経験を元に話をすることがほとんどでした。しかしそれでは、学生に無理やり自分の価値観を押し付けていることにならないかと疑問に感じていました。そんな時に、他大学で同じく就職担当をしている方からキャリアカウンセラー(CDA)という資格があるという話を聞き、"理論的なことを学べば、自分の中で『軸』ができるのではないか"と思い資格取得を決心しました。

Q.キャリアカウンセラーとして気を付けていることは?

相談に来る学生は、悩んでいたり、落ち込んでいたりという場合がほとんどです。それに知らない相手に悩みを打ち明けるのは、相当勇気がいることだと思います。だからこそ、 まずは、"カウンセリングに来てくれて、ありがとう"という気持ちを持って受け入れるようにしています。そして相手の気持ちに共感し、信頼関係を築くことに心を配っています。

Q.キャリアカウンセラーのやりがいとは?

CDA通学コースを学んでいたときのこと。クラスメイトの中に、地域若者サポートステーション(引きこもりの若者支援を行う専門機関)のスタッフの方がいたのですが、話を聞いているうちに学生の新卒採用だけでなく、一般就労にも興味が湧き、大学の業務と兼務する形でサポートステーションのスタッフを4年間勤めさせてもらいました。このように"働く"というキーワードの中で仕事の幅を広げられるのも、キャリアカウンセラーのやりがいのひとつだと思います。

自らを振り返ることで活躍の場をどんどん広げられる

活躍の場をどんどん広げられる

Q.印象に残っているエピソード・失敗談や成功談は?

ある大学8年目の学生がいたのですが、卒業研究と就活の狭間で悩み「もう就職はしません」と諦めていたんです。しかし、2月になって卒業のめどが立った頃から「やはり就職したい」と再び相談に来るようになりました。正直、遅すぎる就活でしたが、なんとか就職してもらいたいと、卒業して彼が地元のハローワークに行くときにも同行しました。その甲斐もあってか、3月31日に無事地元の企業に就職。その報告を聞いたときには、本当にうれしかったですね。学生の就職支援は、学生たち本人に本当に働きたいという覚悟が出来ているかによって結果が出るのだということを実感した出来事でした。

Q.これからキャリアカウンセラーを目指す方にメッセージを!

CDAについて学ぶということは、自分の生き方や働き方といったことを改めて考えるいい機会になるはずです。そうして自らを振り返ることで、自分の活躍できる場をどんどん広げることもできます。私はCDAを取得後、相談業務の他に、大学内でのガイダンス、さらにはキャリア教育の授業も担当・運営することができました。キャリア教育は教育現場でもますます求められる傾向にあります。これからCDAを目指す方はぜひ自分の可能性を広げて活躍していただきたいと思います。

キャリアカウンセラーになるまでの道のり

  • 2004年1月

    CDA資格取得を決意

  • 2004年春

    通信講座を受講

  • 2004年夏

    通学講座を受講

  • 2004年秋〜冬

    CDA資格1次、
    2次試験を受験

  • 2005年1月

    CDA資格取得後、大学内でカウンセラーとして活動開始

キャリアセンターにて女性の就労支援をサポート

河合桂子さん

河合 桂子さん(59歳)
ハローワーク等で中高生から中高年まで幅広い年代層のキャリア支援を経験。現在、公的な就職支援施設で女性の就労支援を行うほか、大学でも講義や個人面談を担当。

先入観を持たずに、常に自然体で接することを大切に

常に自然体で接することを大切に

Q.キャリアカウンセラーをめざしたきっかけは?

私は以前ハローワークで "若年者ジョブサポーター"として働いていました。対象は中高生はもちろんその保護者、教員の方たちに向けてのガイダンスやセミナーの実施、個別相談と、非常にやりがいのある仕事をやらせていただきました。そして3年ほど経ったころ、もっと知識と技法を体系的に学びたいと考え資格を取ることを決意。ちょうどそのころ、お仕事を通じて素晴らしいCDAのキャリアカウンセラーの方と知りあい、その方の後押しもあって同じ資格を取ることを決めました。

Q.キャリアカウンセラーとして気を付けていることは?

相手の方がお話しやすいように、いつも自然体で接することを大事にしています。現在、DVの被害を受けた女性たちの就職支援も行っているのですが、その方の大変な状況に配慮はしても、構えることはしません。なかなか一歩踏み出せない方に助言しながら、その方が決断できるようになるまで寄り添っていく――この姿勢は誰が対象でも常に変わりません。

Q.キャリアカウンセラーのやりがいとは?

私は私学の高校教員、その後専業主婦を経て進学塾や専門学校などに勤務し、50歳を前にたまたま求人募集を見つけてハローワークに就職しました。今、こうした過去の経験のすべてがキャリアカウンセラーという仕事に活かせている事を考えると、"無駄なことなんて、ひとつもない"と心から思います。年齢を重ねれば重ねるだけ支援の仕方が広がるのもこの仕事の魅力であり、またやりがいでもあるのではないでしょうか。

資格で自分に付加価値を付け、人間関係のネットワーク作りにも努力を

人間関係のネットワーク作りにも努力を

Q.印象に残っているエピソード・失敗談や成功談は?

長い夫婦生活の中で旦那さんから否定し続けられ自信を失っている女性が、自立した生活をしたいと考えて相談にいらっしゃいました。でもなかなか気持ちの整理がつかず、一歩踏み出す決意ができないまま1年が経ってしまいました。しかし最近、「職業紹介に行ってみましょうか?」とたずねると、初めて「はい」という返事が返ってきたのです。その言葉を聞いたときは、本当にうれしかったですね。その方はもう求人に応募もされているので、自立の道を歩み始めるのももうすぐであろうと期待しています。

Q.これからキャリアカウンセラーを目指す方にメッセージを!

自分のキャリアを活かして働けるキャリアカウンセラーは非常にやりがいがある仕事ですし、自分に付加価値をつけるという意味でCDAの資格を取得するのもとても大事だと思います。ただ資格を取る前より、取った後の自己研さんの方がさらに重要です。今はまだ漠然とでかまわないので、CDAとしてどういう方を対象に支援をしていくのか、今のうちから考えておくことをおすすめします。そして、勉強のつもりでいろんなところに顔を出し、人間関係のネットワークを作っておくことも重ねておすすめしたいですね。それがきっと、今後大きな財産になると思います。是非頑張ってください。

キャリアカウンセラーになるまでの道のり

  • 2004年

    ハローワークに
    就職

  • 2007年2〜3月

    資格取得を決意し、通信・通学講座を受講

  • 2007年6月

    1次試験受験

  • 2007年8月

    2次試験受験

  • 2007年9月

    CDA合格


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