50代・60代CDAのイキイキ活躍座談会

人生が活かせる仕事 50代・60代CDAのイキイキ活躍座談会 〜私とキャリアカウンセラー資格との出会い〜

50代・60代のシニア世代が歩んできたキャリアはそれぞれ。それでもCDA(※)を取得した人は「取って良かった」と口を揃えます。
ここではシニア世代の皆さんがどのような理由でCDAを取得し、どのように活用されているのか、「座談会」を通じてご紹介します。
※ Career Development Adviser

座談会メンバー

桑田 真理子さん 桑田 真理子さん(Mariko Kuwata)/キャリアカウンセラー/50歳代前半

大学卒業後コンピュータ会社に就職。結婚・妊娠をきっかけに退職し、夫の転勤で海外へ。帰国後、知人から偶然CDAの存在を聞き、2004年に資格取得。現在、フリーランスのキャリアカウンセラーとして活躍中。

早川 和彦さん 早川 和彦 さん(Kazuhiko Hayakawa)/GEヘルスケア・ジャパン株式会社 技術本部 機構設計部 部長/58歳

学生時から理系畑。社内で、本人の特性とは違う職種に進んで悩んでいる後輩たちを見て、「もっと早い段階でアドバイスをしてあげられれば」と考え、CDA取得を決意した。2013年取得。

細萱 文彦 さん 細萱 文彦 さん(Fumihiko Hosogaya)/元OA機器販売会社教育推進担当/60歳

営業職を長年務めていたが、50歳過ぎに社員の能力開発およびキャリア形成支援の推進担当に。「職務を果たすためにはCDAを取るべき」と考え、2009年に取得した。会社は2013年3月に退職し、現在は多方面で活躍中。

松倉 壯典 さん 松倉 壯典 さん(Takenori Matsukura)/行政マネージャー/69歳

建設機械メーカーで総務・経理、営業、マネジメントなどを務め、定年退職期を迎えるが、その後も同社で営業パーソンの人材強化や人材育成の体系づくりに尽力。65歳の時にCDAを知り、翌2011年に取得。

活用法は違っても、「取って良かった」は同じ

海野 寿雄 コーディネーター 海野 寿雄/株式会社日本マンパワー 人材開発営業部 ソリューショングループ部長

CDAを取得したきっかけと仕事での活用、拓けた新天地

── 自己紹介を兼ねて、CDAを取得したきっかけや現在のお仕事についてお聞かせください。

桑田 私は、新卒で入社したコンピュータ会社を結婚・妊娠で退職した後、夫の海外転勤でロンドンに6年間行っていました。
帰国後は前職に戻り、同僚に教えてもらったCDAを取得しましたが、家庭の事情などで会社を再度退職。
仕事と家事の両立が難しい頃でしたが、CDAのおかげで東京都の雇用・就職支援施設で中高年の方の再就職支援に携わりました。その後、また数年間を海外で過ごしましたが、帰国してからはフリーランスのキャリアカウンセラーとして独立しました。
現在は、大学のキャリア支援室で就職活動のサポートをしたり、キャリア教育の授業を担当したりしています。

早川 私の働いている会社は医療機器メーカーで、理系の社員がたくさんいますが、中には適性に悩んでいる社員もいます。
以前からなぜだろうと気になっていましたが、どうやら「本人の特性としては文系職種に向いているのに、数学などの勉強がたまたまできたから周りの勧めもあって理系に進んでしまった」ようなのです。
そうした人達に早い段階でアドバイスできればと考えていた時にCDAのことを知り、資格を取りました。
現在は技術部門全体の人材育成と品質管理のマネジメントを行っています。CDAはその職務に活かしています。

座談会風景

細萱 新卒で入社したOA機器販売会社で長い間営業をしていましたが、50歳を過ぎてから、社員の能力開発とキャリア形成支援のプログラム構築の担当になりました。
そこで、社内のCDA有資格者にいろいろ話を聞き、「きちんと職務を遂行するのであれば勉強しなければ」と考え、CDAを取得しました。
それによって仕事に活かせたのはもちろん、社外のさまざまな皆さんと知り合うことができて、CDAに大きな魅力を感じました。
2013年の3月に定年を迎えましたが、再雇用で会社に残らず、JCDA(日本キャリア開発協会)の支部活動やさまざまな場面でキャリアカウンセリングに関連する活動をしています。

松倉 私は建設機械メーカーに勤めていました。40歳くらいまで総務・経理、45歳くらいまで営業を担当していました。
その後、営業部門のマネージメントを担当し、定年後人材強化や人材育成の体系づくりに携わりました。定年を過ぎても引き続きやってくれとのことで、結局65歳まで会社に所属していました。
ちょうどその頃、人事部門にいた仲間が「私、こんな資格を取ったので大学でのキャリア支援に転身します」と打ち明けてくれました。
CDAを知ったのはその時です。それから勉強して、合格することができました。

桑田 えっ、65歳から? すごいですね。

松倉 年ですから記憶力が低下していて、1次試験は1回落ちましたが、66歳で合格することができました。現在は、行政のキャリアセンターのマネージャーとして働いています。

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CDAを取得して役立ったことシニア層ならではの強みも大きい

── CDAは活用範囲が広いと思いますが、意外な面で非常に役立ったと実感できたことはありますか?

桑田 海外在住は人からうらやましがられることもありますが、実情は意外に大変です。「夫の会社の転勤で行っているので、妻は働くべきではない」という暗黙のルールがあったこともあります。今までの自分のキャリアを中断して夫の転勤に従った妻は、帰国後の復職も心配だったり、現地での過ごし方に悩むこともありました。
そこで私は、CDA取得後の海外暮らしの際、転勤妻を中心とした女性向けワークショップに取り組みました。
お互いの現状を振り返りながら、今後のキャリアだけでなく生き方を見直す機会にもなり、CDAの勉強がとても役に立ちました。

座談会風景

細萱 私は、能力開発のプログラムを組んだ時、各部門からモチベーションが上がらずに、パフォーマンスを発揮できていないメンバーを預かりました。でも、その社員たちも選ばれて入社した人材で、当初はモチベーションが高かったはずです。それが何らかの経験で本人の思い込みが変わってしまったのでしょう。
その経験を代謝させて原点を見つめ直すCDAの機能が、メンバーとの関わりの中で非常に役立ちました。

早川 そうですね。私も、従来の上司・部下の面談ではなく、CDAの面談のあり方を学んで、「こういうやり方もあるのか」とすごく参考になりました。
また、私は若い頃から人の話をよく聴くタイプのつもりでいましたが、傾聴のトレーニングで「自分がいかに人の話を聴いていないか」ということを痛感させられました。聴いていると勘違いすることは怖いことです。本当に勉強になりました。

松倉 傾聴は信頼関係づくりの第一歩だと思います。それがなければ、心に触れたり共感したりはできませんよね。

── CDAとして、シニア層ならではの強みや魅力を感じることはありますか?

松倉 年の分だけ人生経験が多いですから、何かと活かされていると思います。それは、スキルやテクニックの部分だけではなくて、人としての基本的な部分で。

早川 経験していないことは人に語れません。自分が若かった時も、後輩へのアドバイスが浅かったように思います。
ですから、「経験している人間だからこそ言えることがある」という点で、CDAはシニア層の方が向いていると思います。

桑田 クライエントの立場に立つと、同年代以下のカウンセラーから言われるとカチンと来るけれど、ある程度年配の人から言われると素直に受け入れられることもあるようです。

細萱 昔はキャリアカウンセラーがいませんでした。代わりに、「この人なら何かアドバイスしてもらえる」ような信頼できる人が身近にいました。親戚のおじさんや職場の先輩や上司などです。
経験を積んできたシニア層のCDAが信頼されるのは、それと同じように思います。

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同世代の方たちへ後半の人生を充実したものにするために

── 改正高年齢者雇用安定法の施行で、65歳まで働けるようになりましたが、同世代へのメッセージはありますか?

同世代へのメッセージ

細萱 私は60歳で定年退職しましたが、同期の6〜7割は会社に残っています。ただ、再雇用者への仕事は単純作業が中心で、それまでの仕事を引き続き任されるケースはほとんどありません。しかし一方で、今までの仕事しかできないシニア層が多いという現実があります。じゃあ、なぜ会社に残るかというと、「ほかにやることがないから」という人が多いのです。ですから、社外の人とネットワークを作れるような、継続して学習できる環境を作ることが有効だと思います。
私の場合、それがCDAでした。おかげでいろいろな皆さんと出会うことができました。

松倉 以前、営業職のまま再雇用の道を選んだ後輩から電話がありました。
その後輩は「一部の専門性の高い営業だけを受け持つことになったので、人とのつながりが狭まった。達成感や生きがいにつながらない」とこぼしていました。
その点で、生涯にわたって満足感を得られる自分の柱、自分の武器のような何かを持つことは非常に重要です。
それは、人生の後半を生きる手段だと思います。

細萱 趣味でもいいので、自分の活動の幅を広げ、コミュニケーションをとりながらネットワークを広げていくことが大切だと思います。
会社の名刺とは別に、自分の名刺を持てることは楽しいし、新しいキャリアにつながると思います。

桑田 女性は結婚や出産、夫の転勤、介護など、仕事を継続できない状況が男性よりも生じやすい現実があります。しかも、それらを自分で計画することは困難で、そのたびにゼロスタートになります。
ですから、CDAの勉強で自分の人生を見直すことは、その後の人生を考える上で役に立ちます。
私は自分の人生を振り返って、点でしかなかった経験がつながって線になったことを実感しました。無駄だと思っていた経験も無駄でなかったことがわかり、自信につながりました。

座談会メンバー

早川 学校や会社では生き方を教えてくれません。
でも、CDAを学習すると、人生をもう一度考えられます。自分に転機をもたらす可能性があります。

松倉 私は、会社勤務時代とまったく違う生活を送っていますが、皆さんとさまざまなお付き合いができて、本当に楽しく思っています。前職のOB会に行くと「変わった」と驚かれます。60歳を過ぎても、生涯青春の気概でチャレンジを繰り返せば喜びを得られることができると思います。

桑田 女性には妻・母などの複数の役割があり、自分で整理できないこともあります。
それを見直して本来の自分を見つめるきっかけとしても、CDAはいいと思います。

細萱 ほかの資格に比べて、誰にも役立つのがCDAの魅力です。できれば、世の中の人すべてがCDAを勉強してほしいと思います。キャリアカウンセラーという職種がなくなるくらい、だれにでも相談ができるのならば、いい世の中になるはずです。
自分自身が幸せになり、社会も良くなってみんなが幸せになる──素晴らしいことではないでしょうか。

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取得のきっかけ どのように活用してきたか 取得して良かったこと 同世代のみなさんへ
桑田さん 職場で「キャリアカウンセラーっていう仕事があるらしいですよ」と後輩から聞いた時、子育てや海外生活の影響か、ピンときた。 東京都の雇用・就職支援施設で、中高年の方の再就職支援を担当。フリーへの転身後は、大学のキャリア支援室などでカウンセラーとして活躍。 学習を通して自分の生活や人生を見直すことができ、自信が持てるようになった。若い人から年配の人の話まで聴けて、学びにもなる。 女性は妻、母などざまざまな役割を持ちます。そうした役割や自分の人生を考えるきっかけとして、すごくいい資格だと思います。
早川さん 適性に悩む後輩たちを見て「もっと早い段階でアドバイスをしてあげられれば」と考えていた時、妻から勧められた。 技術部門のマネジメントと人材育成の現場で、後輩・部下のモチベーション向上や面談対応などにCDAの学習経験を活用。 仕事のしかたや生き方は学校でも会社でも教えてくれない。その点、CDA取得に向けた学習は人生を考える勉強になった。 自分の経験以上のことは、人に語ることができません。多くを経験しているシニアこそ、CDAに向いていると思います。
細萱さん 社員の能力開発・キャリア形成支援の推進担当になった際、CDA有資格者から話を聞き、「職務のためには取得すべき」と考えた。 社員の能力開発・キャリア形成支援のプログラム開発や実施に活用。日本マンパワー主催イベントの講師やJCDA支部の役員も務める。 社員の育成支援に非常に役立った。また、CDAに関わったことで、さまざまな皆さんと知り合うことができた。 定年退職後も継続して学習できる場や社外ネットワークを作るのに、CDAは非常に有効な資格です。自分の活動の場が広がります。
松倉さん 退職前、人事部門の仲間から「こんな資格を取ったので大学でのキャリア支援に転身します」と聞いてCDAを知り、興味を持った。 66歳でCDAを取得。それまで人事畑でなかったにもかかわらず、行政のキャリアセンターのマネージャーに就任した。 対人支援を通して喜びを感じてもらえることを実感。また、CDAの皆さんと付き合いが広がり、本当に楽しく、刺激にもなっている。 生涯にわたって1つの柱を持つことは、生きていく手段として非常に重要です。CDAは後半の人生に満足感をもたらしてくれます。

データでわかるCDAの魅力

弊社は2013年5月、日本キャリア開発協会と合同でCDA会員向けアンケート調査を行ないました。
50代・60代の多くのCDAの方がCDA資格に満足し活用されている結果が明らかになりました。

CDA資格に満足している CDA資格を活用している

調査名:日本キャリア開発協会共同アンケート調査  調査時期:2013年5月  調査方法:Web  回答人数:660名

さらに詳しく知りたい方は…

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