キャリア教育教材・プログラム活用事例

ハピキャリキットでユニークセミナーat山口大学

Date:2009年9月29日、10月6日、10月8日

国立大学法人山口大学で、3年生と大学院生を対象にハピキャリキットを使った「就活☆ここからゼミ」が実施されました。
今回のセミナーで実施したワークのテーマは、

  1. 自分の職業興味を知ろう!
  2. 私たちを支える職業を考えよう!

の二本立てで、2時間の授業は予想以上の盛り上がりを見せました。以下、それぞれのワークの様子についてレポートします。

<ワーク1> 自分の職業興味を知ろう!

このワークには、以下の目的があります。

  • 自分はどのような特徴を持つ職業に興味を持っているのかを理解する
  • 自分が向いていると思う職業の幅を広げる
  • 将来の職業選択、進路選択を考えるきっかけをつくる

「自分では思いつかないような意見を周囲の人から聞くことができる」

参加した学生の皆さんは、まずハピキャリキットの職業カードの表面に描かれた職業のイメージイラストを見て、「やってみたい」「やってみたくない」を直感的に判断し、振り分けました。そして、「やってみたい」「やってみたくない」に分けたカードの裏面を見て、その職業に関する情報を読み、自分が選んだ職業の特徴や共通点を確認しました。(ここまでは個人作業です)

それから、ペアでのシェアリング作業に入りました。個人で確認した内容、シートに記入した自分の考えについて、2人1組になって話し合いました。たとえば、自分が興味のある職業はどんな職業か、逆に興味のない職業はどんな特徴があるか、その特徴を普段の自分の行動と照らし合わせてどう思うか・・・といった内容を話し合いました。

このワークについて担当講師が感じたことは、個人作業よりペアでのシェアリングの方が、他人との違いに気づいたりフィードバックをもらったりして、新しい発見があるということです。また、ワークの盛り上がり方も、ペアワーク(あるいはグループワーク)の方が勝っているようです。学生からも、「自分がどんな仕事をしたいか見つめなおせた」「自分では思いつかないような意見を周囲の人から聞くことができる」との声が出ました。

<ワーク2> 私たちを支える職業を考えよう!

このワークの目的は以下の2点です。

  • 様々な職業が、自分たちの生活や社会を支えていることに気づく
  • 様々な職業の関連性に気づく

グループディスカッション の様子

まず、共通の課題として、「新しいレストランをオープンしようとしています。助けてくれる職業は?」というテーマが与えられました。学生たちはグループディスカッションという形で、課題解決のために必要な職業や役に立ちそうな職業は何かを話し合い、なぜそう思ったのかを含め、グループごとに発表しました。

このワークを通じて、グループディスカッションの進め方についての気づきを得た学生が多い様子でした。質問の仕方についても、「グループディスカッション」を意識した質問が多く出ました。このワークでは、ハピキャリキットが目で見てわかる共通のイメージとしての働きを担ったようです。(「名前しか知らない職業もイラストのおかげで分かりやすかった」という学生の感想もありました)

学生はホワイトボードを活用しながら、独自の方法で業界・職種に関する考察を深めていきました。たとえば、今回のワークでは、「開業準備に関わる職業」、「食材仕入れに関わる職業」、「現場で関わる職業」、「広報に関わる職業」、「経営サポートに関わる職業」というふうに、役割ごとに職業を分類し、それらの職業がどのように関わりながらレストランのオープンにこぎつけるかをディスカッションしました。所属学部の違いによって視点の違いもあり、それぞれの観点からいろいろな意見が出るため、参加した学生は視野を広げ、自分を相対的にみることも出来るようになりました。
学生も、人とのコミュニケーションによる気づきの重要性を改めて実感したようでした。

さて、2つのワークを通じて、学生たちは多くのことを学んだようです。自分が何に興味を持っているのか、知らない職業についての内容、いろんな職業が関わり合ってひとつのものが作られるということ、自分の意見を他人に伝えることの難しさ・・・皆さん、ハピキャリキットを最大限に活用して、充実した共通体験を作り上げたようでした。

参加した学生の声
  • 自己分析、グループディスカッションの練習みたいで、すごく楽しかったです。
  • どのような職業に興味があるのか、ないのかをカードのイラストを見ながら考えると、よりイメージしやすかった。
  • ハピキャリキットは自己分析の一つの指標となった。グループワークは大変有意義だった。

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